言語ゲーム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 03:40 UTC 版)
言語ゲーム(英語: language-game)[注釈 1][注釈 2]とは、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが提唱した言語活動をゲームとして比喩したもので、特に側から見ると意味不明なやりとりとなっているものを言う。
注釈
- ^ 「言語ゲーム」という言葉は、原典では "Sprachspiel"(ドイツ語)であり、ドイツ語で "Spiel" は英語の "play" に近い言葉で、日本語に直訳するなら「言葉遊び」や「言葉劇」となる[1]。
- ^ 英語では「ゲームgame」と表現しているが、勝敗を決める場があるわけではない。ドイツ語の「言語Spiel」は「言語の機動的なふるまい」といったニュアンスであり、こちらのほうが端的に理解される。たとえば、石材運びのゲームにおいて「角石」という言葉は「角石をもってこい」という意味であり、それ以外のゲームでは同じ「角石」という言葉がまったく別の意味(機能)を持ちうる。それは、トランプのジョーカーの意味がそれを用いて遊ぶゲームによって異なるのと同様である。
出典
- 1 言語ゲームとは
- 2 言語ゲームの概要
- 3 外部リンク
- Language game (philosophy)のページへのリンク