コンラッド・デ・ラ・フエンテとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > コンラッド・デ・ラ・フエンテの意味・解説 

コンラッド・デ・ラ・フエンテ

(Konrad de la Fuente から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 23:46 UTC 版)

コンラッド・デ・ラ・フエンテ
U-20アメリカ代表でのデ・ラ・フエンテ(2019年)
名前
ラテン文字 Konrad de la Fuente
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
ハイチ
スペイン
ドミニカ共和国
生年月日 (2001-07-16) 2001年7月16日(23歳)
出身地 フロリダ州マイアミ
身長 170cm
体重 63kg
選手情報
在籍チーム FCローザンヌ・スポルト
ポジション FW
背番号 23
利き足 右足
ユース
2012-2013 CFダム
2013-2020 バルセロナ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2018-2021 バルセロナB 25 (7)
2020-2021 バルセロナ 0 (0)
2021-2024 マルセイユ 16 (0)
2022-2023 オリンピアコス (loan) 3 (0)
2023-2024 エイバル (loan) 19 (3)
2024- ローザンヌ
代表歴2
2016-2017  U-16 アメリカ合衆国 11 (5)
2017  U-18 アメリカ合衆国 4 (1)
2019  U-20 アメリカ合衆国 9 (1)
2020-2021 アメリカ合衆国 3 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年7月27日現在。
2. 2022年10月4日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

コンラッド・デ・ラ・フエンテKonrad de la Fuente, 2001年7月16日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身のサッカー選手。元アメリカ合衆国代表所属。FCローザンヌ・スポルト所属ポジションはFW

クラブ経歴

ハイチ出身の両親の元にアメリカのマイアミで生まれる。10歳の時にハイチ人の父親のスペインバルセロナのハイチ領事館への転勤に伴い、家族と共にスペインに移住し、バルセロナにあるCFダムのカンテラを経て2013年にFCバルセロナの下部組織ラ・マシアに入所。2018年にFCバルセロナBに昇格。12月1日のバレンシアCF・メスタージャ戦でプロデビュー。試合終了間際に起用され、ロナルド・アラウホの同点ゴールを演出した[1]。更に2020年2月2日のAEプラート戦では、後半途中から出場していた安部裕葵が負傷し、同35分に交代出場。追加タイムに決勝ゴールを決めるなど、またしても勝負強さを披露[2][3]。6月29日にバルサと2022年までの契約を締結[4][5]。2020-21シーズンは当初はBチームでプレーしていたものの、11月にアンス・ファティが負傷したこともあり、監督ロナルド・クーマンは、デ・ラ・フエンテら若手にチャンスを与える事を明言[6]。トップチームのメンバーにも招集され、同月24日のUEFAチャンピオンズリーグFCディナモ・キーウ戦で、後半途中から起用されトップチームデビュー。試合も4-0で勝利した[7]

2021年6月29日、オリンピック・マルセイユと4年契約を締結したことが発表された[8]

2022年8月13日、オリンピアコスFCにレンタル移籍した[9]

2023年8月9日、SDエイバルに買取オプション付きのレンタル移籍した[10]

2024年7月25日、FCローザンヌ・スポルトにフリーで加入。着用する背番号は自身の年齢と同じ「23」を選んだ[11]

代表経歴

ハイチ、アメリカ、スペインと3つの国籍を持っていたが、ユース世代よりアメリカ代表を選択。2019年にポーランドで開催された2019 FIFA U-20ワールドカップに、U-20のアメリカ代表として出場。準々決勝進出に貢献し、注目を集める[12]。2020年11月にはフル代表に初招集。12日のウェールズ戦で代表デビューを果たした[13]

人物

個人成績

クラブでの成績

2024年7月27日現在[15]
クラブ シーズン リーグ戦 カップ戦 国際大会 その他 通算
ディビジョン 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
バルセロナB 2018-19 セグンダB 1 0 1 0
2019-20 3 1 3[注釈 1] 2 6 3
2020-21 21 6 1[注釈 1] 0 22 6
通算 25 7 4 2 29 9
バルセロナ 2020-21 ラ・リーガ 0 0 1 0 2[注釈 2] 0 3 0
マルセイユ [2021-22 リーグ・アン 16 0 1 0 6[注釈 3] 1 23 1
オリンピアコス (loan) 2022-23 ギリシャ・スーパーリーグ 3 0 2[注釈 4] 0 5 0
エイバル (loan) 2023-24 セグンダ 19 3 3 1 2[注釈 1] 0 24 4
ローザンヌ 2024-25 スイス・スーパーリーグ
キャリア総通算 63 10 5 1 10 1 6 2 84 14

代表での成績

  • 国際Aマッチ 3試合0得点 (2020年 - 2021年)[16]


国際Aマッチ
出場 得点
2020 1 0
2021 2 0
通算l 3 0

タイトル

バルセロナ

脚注

  1. ^ BARCELONA II VS. VALENCIA II 2 - 2”. Soccerway (2018年12月1日). 2020年12月4日閲覧。
  2. ^ PRAT VS. BARCELONA II 1 - 2”. Soccerway (2020年2月2日). 2020年12月4日閲覧。
  3. ^ ケガの安部裕葵と交代したモフモフ選手「終了間際の爆走ソロゴール」がこれ”. Qoly.jp (2020年2月3日). 2020年12月4日閲覧。
  4. ^ バルサ、期待の19歳若手FWと契約延長…契約解除金は120億円にも!?”. Football Tribe (2020年6月29日). 2020年12月4日閲覧。
  5. ^ ファティに続け! バルセロナ下部組織期待の新星アメリカ人が契約延長 違約金は最大約120億円に”. 超ワールドサッカー (2020年6月29日). 2020年12月4日閲覧。
  6. ^ アンスの代役 “最良の選択”は19歳コンラッドか、代表監督も太鼓判”. SPORT.es.jp (2020年11月11日). 2020年12月4日閲覧。
  7. ^ メッシ不在でCL16強 バルサのクーマン監督、“Bチーム”を大絶賛「これが見たかった」”. フットボールゾーン (2020年11月25日). 2020年12月4日閲覧。
  8. ^ コンラッド・デ・ラ・フエンテ、オリンピークへ”. FCバルセロナ (2021年6月29日). 2021年6月30日閲覧。
  9. ^ Στον Ολυμπιακό ο Κόνραντ Ντε Λα Φουέντε” (ギリシア語). ΟΛΥΜΠΙΑΚΟΣ - Olympiacos.org (2022年8月13日). 2022年8月14日閲覧。
  10. ^ Konrad de la Fuente, nuevo jugador armero” [Konrad de la Fuente, new armero player] (スペイン語). SD Eibar (2023年8月9日). 2024年7月27日閲覧。
  11. ^ TENTEZ DE REMPORTER LE MAILLOT DE KONRAD”. FC Lausanne Sport (2024年7月25日). 2024年7月27日閲覧。
  12. ^ アメリカにも17歳の”バルサ戦士”がいた U-20W杯で示す黄金世代の実力”. ザ・ワールドマガジン (2019年5月29日). 2020年12月4日閲覧。
  13. ^ “6年後”にW杯制覇を目指せる集団へ アメリカの若き逸材が続々A代表デビュー”. ザ・ワールドマガジン (2020年11月13日). 2020年12月4日閲覧。
  14. ^ バルサ下部組織17歳に高評価 トップデビューの可能性も”. SPURS.es.jp (2018年5日7日). 2020年12月4日閲覧。
  15. ^ コンラッド・デ・ラ・フエンテ - Soccerwayによる個人成績
  16. ^ コンラッド・デ・ラ・フエンテ - National-Football-Teams.com

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  コンラッド・デ・ラ・フエンテのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コンラッド・デ・ラ・フエンテ」の関連用語

コンラッド・デ・ラ・フエンテのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コンラッド・デ・ラ・フエンテのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコンラッド・デ・ラ・フエンテ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS