キャスリン・ティッケルとは? わかりやすく解説

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キャスリン・ティッケル

(Kathryn Tickell から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:52 UTC 版)

キャスリン・ティッケル

キャスリン・ティッケル(Kathryn Tickell、1967年6月8日 - )はイギリス出身のノーザンブリアン・スモール・パイプやフィドル奏者。数多くのアルバムを発表し、ライブツアーも積極的に行なっている。

来歴

ノーサンバーランド北タインバレー出身の一家に生まれる。家族、特に地方の伝統音楽奏者である父マイク・ティッケルや、ウイリー・テイラー、ウィル・アトキンソン、ジョー・ハットン、トム・ハンターら伝統音楽のミュージシャンから影響を受け、9歳の時にスモールパイプを手に取った。13歳の時にはスモールパイプのコンテストで優勝。その頃にはフィドルの演奏でも名を知られていた。1984年には初のアルバム『On Kielder Side』を発表。同じ年にニューカッスル・アポン・タイン首長から任命される公認パイプ奏者に指定された。

1986年からはプロとしての活動を本格的に始める。定期的にヨーロッパツアーを行なう傍ら、スティングを始めとする著名なミュージシャンとの共演も行うようになった。1990年にはKathryn Tickell Bandを結成。メンバーは、ピーター・ティッケル(フィドル) 、ジュリアン・サットン(鍵盤ハーモニカ)、イアン・スティーヴンソン(ギター、アコスティックベース)。

彼女のアルバムでは、共演者たちによる幾種もの管楽器の演奏を聞く事ができる。例えば、トロイ・ドノックリーのイリアン・パイプス、パトリック・モラールやマーティン・ベネットのバグパイプ、アンディ・シェパードのジャズサクソフォーンなどである。また、イングランド北東部の伝統音楽の巨匠トム・ギルフェロンやアリスター・アンダーソンも参加したことがある。

2002年には、14 - 19歳の若く才能のあるミュージシャンを育てるFolkestra Northプロジェクトで指導者を務めている。

ディスコグラフィ

  • 1984年 On Kielder Side
  • 1985年 Sewingshields To Glendale
  • 1987年 Borderlands
  • 1988年 Common Ground
  • 1991年 The Kathryn Tickell Band
  • 1993年 Signs
  • 1997年 The Gathering
  • 1998年 The Northumberland Collection
  • 1999年 ディベータブル・ランド - Debatable Lands
  • 2000年 Ensemble Mystical
  • 2001年 Music for a New Crossing
  • 2002年 Back to the Hills
  • 2004年 Air Dancing
  • 2006年 The Sky Didn't Fall

主なセッション参加アルバム

  • 1991年 ソウル・ケージ - The Soul Cage/スティング
  • 2000年 Stamping Ground/Rod Clements
  • 2001年 ベルス・オブ・ダブリン/ザ・チーフタンズ

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