ナショナルサッカー選手権大会
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ナショナルサッカー選手権大会 | |
---|---|
加盟国 | ![]() |
創立 | 2004年 |
最終年 | 2019年 |
参加クラブ | 10 |
ナショナルサッカー選手権大会(韓: 내셔널축구선수권대회、ナショナル・チュック・ソンスグォン・デフェ、英: Korea National League Championship)は、かつて存在した韓国のセミプロサッカーリーグであるナショナルリーグのリーグカップ戦である。韓国実業サッカー連盟によって主催された。
概要
1991年に創設された全国実業サッカー選手権大会を前身とする。2003年のK2リーグ発足後、2004年と2005年にK2サッカー選手権大会の名称で開催され、リーグ名が2006年にナショナルリーグに改称されてからはナショナルサッカー選手権大会の名称で開催された。参加チームは基本的にナショナルリーグ参加クラブのみであるが、アマチュアチームなどが招待参加する年度もあった。
2020年からナショナルリーグと旧K3リーグアドバンスを統合する形で新K3リーグが発足したことにより、韓国実業サッカー連盟が解散したため、ナショナルサッカー選手権大会は2019年限りで終了となった。
大会方式
ホーム・アンド・アウェー方式ではなく、参加チームがひとつの地域に集まって試合を行う集中開催方式で行われた。予選ラウンドはグループ内で総当たり形式で対戦し、グループ上位チームが決勝ラウンドに進む。決勝ラウンドは1試合制のノックアウト方式で行われて優勝チームを決定する。
初年度である2004年は予選グループ4組に分かれて、各グループ1位の4チームによって準決勝と決勝戦が行われたが、2006年からは各グループ上位2チームが決勝ラウンドに進出して8チームで準々決勝、準決勝、決勝戦が行われるように変更された。なお、2006年大会は招待チームを含む最多の16チームが参加した。
Kリーグチャレンジが新設されてナショナルリーグの参加クラブが減った2013年以降は、予選グループを2組に減らして、4チームで準決勝と決勝戦を行うように変更された。
歴代スポンサー
年度 | スポンサー | 公式大会名 | 開催地 |
---|---|---|---|
2004 | なし | 2004 K2サッカー選手権大会 (2004 K2 축구선수권대회) |
南海郡 |
2005 | ライフサイエンス企業STC | ライフサイエンス企業STCカップ 2005 K2サッカー選手権大会 (생명과학기업 STC컵 2005 K2 축구선수권대회) |
華川郡 |
2006 | 国民銀行 | KB国民銀行カップ 2006 ナショナルサッカー選手権大会 (KB국민은행컵 2006 내셔널축구선수권대회) |
南海郡 |
2007 | 韓国水力原子力 | 韓国水力原子力㈱ 2007 ナショナルサッカー選手権大会 (한국수력원자력㈜ 2007 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 |
2008 | 韓国水力原子力㈱ 2008 ナショナルサッカー選手権大会 (한국수력원자력㈜ 2008 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 | |
2009 | 国土正中央楊口 | 国土正中央 楊口 2009 ナショナルサッカー選手権大会 (국토정중앙 양구 2009 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 |
2010 | 三星生命 | 三星生命 2010 ナショナルサッカー選手権大会 (삼성생명 2010 내셔널축구선수권대회) |
東海市 |
2011 | KB金融グループ | KB金融グループ 2011 ナショナルサッカー選手権大会 (KB금융그룹 2011 내셔널축구선수권대회) |
昌原市 |
2012 | ウリィ銀行 | ウリィ銀行 2012 ナショナルサッカー選手権大会 (우리은행 2012 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 |
2013 | 韓国水力原子力 | 韓国水力原子力㈜ 2013 ナショナルサッカー選手権大会 (한국수력원자력㈜ 2013 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 |
2014 | ハナ銀行 | ハナ銀行 2014 ナショナルサッカー選手権大会 (하나은행 2014 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 |
2015 | 三星生命 | 三星生命 2015 ナショナルサッカー選手権大会 (삼성생명 2015 내셔널축구선수권대회) |
楊口郡 |
2016 | 仁川国際空港 | 仁川国際空港 2016 ナショナルサッカー選手権大会 (인천국제공항 2016 내셔널축구선수권대회) |
蔚山市 |
出典:[1]
歴代優勝チーム
2002年までの実業サッカー選手権大会の優勝チームについては全国実業サッカー選手権大会を参照。
年度 | 優勝 | 準優勝 |
---|---|---|
2004 | 蔚山現代尾浦造船 | 水原支庁 |
2005 | 水原支庁 | 警察庁 |
2006 | 昌原市庁 | 蔚山現代尾浦造船 |
2007 | 水原支庁 | 高揚国民銀行 |
2008 | 大田韓国水力原子力 | 安山ハレルヤ |
2009 | 高揚国民銀行 | 大田韓国水力原子力 |
2010 | 釜山交通公社 | 蔚山現代尾浦造船 |
2011 | 蔚山現代尾浦造船 | 昌原市庁 |
2012 | 水原支庁 | 蔚山現代尾浦造船 |
2013 | 仁川コレイル | 天安市庁 |
2014 | 慶州韓国水力原子力 | 江陵市庁 |
2015 | 大田コレイル | 蔚山現代尾浦造船 |
2016 | 蔚山現代尾浦造船 | 大田コレイル |
2017 | 昌原市庁 | 天安市庁 |
2018 | 大田コレイル | 慶州韓国水力原子力 |
2019 | 慶州韓国水力原子力 | 江陵市庁 |
出典:[1]
出典
- ^ a b “2017 KOREA NATIONAL LEAGUE” (PDF). ナショナルリーグ. p. 9. 2017年4月6日閲覧。
外部リンク
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