日本OSS推進フォーラムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日本OSS推進フォーラムの意味・解説 

日本OSS推進フォーラム

(Japan OSS Promotion Forum から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/04 10:39 UTC 版)

日本OSS推進フォーラム(にほんOSSすいしんフォーラム、英語: Japan OSS Promotion Forum)は、オープンソースソフトウェア(OSS)の普及促進と課題解決を目的として2004年に発足した日本の民間団体である。日本国内の企業や学識経験者が参加し、産業界全体の発展に寄与することを目的としている。

概要

Linuxをはじめとするオープンソース・ソフトウェア(OSS)は、現在の情報化社会において、モバイル等のインフラからクラウド、IoT、AIといった最新領域まで幅広く活用され、今や必要不可欠な要素となっている。日本OSS推進フォーラムは、OSS活用の課題解決や普及促進を通じ、産業界の発展に寄与することを目的として2004年に発足した。市場トレンドなどの最新トピックを活動に取り入れ、業界の共通認識形成や政府提言のとりまとめを推進している。また、これらをもとに中韓と「北東アジアOSS推進フォーラム」を形成し、国際的な活動を展開してきた。

沿革

2003年
国際シンポジウム「日中韓オープンソースビジネス懇談会」において、日中韓3カ国の推進組織と政府関係者の参画による「北東アジアOSS推進フォーラム」の創設に合意[1]
2004年
国内のユーザー、ベンダー、学識経験者等が参集し「日本OSS推進フォーラム」を設立。
2014年3月
従来のベンダー主導によるトップダウン型から、実務者を中心としたボトムアップ型の組織体制へ移行。経済産業省が引き続きオブザーバーとして支援することを決定した[2]
2019年
日中韓での活動については一定成果を収めたとして、北東アジアOSS推進フォーラムの活動を民間主導に縮小。
2024年
北東アジアOSS推進フォーラムの公式な活動を終了することに三カ国で合意。一方で、日本国内における日本OSS推進フォーラムとしての活動は継続されている。

主な活動

日本OSS貢献者賞

日本OSS貢献者賞は、OSSの開発や普及に貢献した個人・グループを表彰するもの。かつては情報処理推進機構(IPA)との共同開催であったが、事業仕分けによる事業廃止に伴い、現在は本フォーラムが単独で主催している。

OSS鳥瞰図

多岐にわたるOSSを視覚的に俯瞰できるよう分類・整理したもので、2014年より「鳥瞰図ワーキンググループ」が作成・公開している[3]。最新の技術トレンドに合わせて毎年更新されている。

北東アジアOSS推進フォーラム

日中韓の3カ国で持ち回りの大会を開催し、標準化、組み込み、人材育成などのワーキンググループ(WG)を通じて成果報告や声明文の発表を行ってきた。2019年にこれまでの活動を評価し、民間主導での活動に縮小。2024年、公式な活動を終了することに合意した。

歴代代表・理事長

(企業名、役職は就任当時のもの)

代表幹事
  • 2004年度:桑原洋(日立製作所 取締役)
  • 2008年度:矢野薫(日本電気 代表取締役社長)
  • 2010年度:佐相秀幸(富士通 執行役員副社長)
  • 2012年度:栗島聡(NTTデータ 取締役常務執行役員)
理事長制へ移行

出典

外部リンク




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語
  •  日本OSS推進フォーラムのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本OSS推進フォーラム」の関連用語

日本OSS推進フォーラムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本OSS推進フォーラムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本OSS推進フォーラム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS