日本OSS推進フォーラム
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日本OSS推進フォーラム(にほんOSSすいしんフォーラム、英語: Japan OSS Promotion Forum)は、オープンソースソフトウェア(OSS)の普及促進と課題解決を目的として2004年に発足した日本の民間団体である。日本国内の企業や学識経験者が参加し、産業界全体の発展に寄与することを目的としている。
概要
Linuxをはじめとするオープンソース・ソフトウェア(OSS)は、現在の情報化社会において、モバイル等のインフラからクラウド、IoT、AIといった最新領域まで幅広く活用され、今や必要不可欠な要素となっている。日本OSS推進フォーラムは、OSS活用の課題解決や普及促進を通じ、産業界の発展に寄与することを目的として2004年に発足した。市場トレンドなどの最新トピックを活動に取り入れ、業界の共通認識形成や政府提言のとりまとめを推進している。また、これらをもとに中韓と「北東アジアOSS推進フォーラム」を形成し、国際的な活動を展開してきた。
沿革
- 2003年
- 国際シンポジウム「日中韓オープンソースビジネス懇談会」において、日中韓3カ国の推進組織と政府関係者の参画による「北東アジアOSS推進フォーラム」の創設に合意[1]。
- 2004年
- 国内のユーザー、ベンダー、学識経験者等が参集し「日本OSS推進フォーラム」を設立。
- 2014年3月
- 従来のベンダー主導によるトップダウン型から、実務者を中心としたボトムアップ型の組織体制へ移行。経済産業省が引き続きオブザーバーとして支援することを決定した[2]。
- 2019年
- 日中韓での活動については一定成果を収めたとして、北東アジアOSS推進フォーラムの活動を民間主導に縮小。
- 2024年
- 北東アジアOSS推進フォーラムの公式な活動を終了することに三カ国で合意。一方で、日本国内における日本OSS推進フォーラムとしての活動は継続されている。
主な活動
日本OSS貢献者賞
日本OSS貢献者賞は、OSSの開発や普及に貢献した個人・グループを表彰するもの。かつては情報処理推進機構(IPA)との共同開催であったが、事業仕分けによる事業廃止に伴い、現在は本フォーラムが単独で主催している。
OSS鳥瞰図
多岐にわたるOSSを視覚的に俯瞰できるよう分類・整理したもので、2014年より「鳥瞰図ワーキンググループ」が作成・公開している[3]。最新の技術トレンドに合わせて毎年更新されている。
北東アジアOSS推進フォーラム
日中韓の3カ国で持ち回りの大会を開催し、標準化、組み込み、人材育成などのワーキンググループ(WG)を通じて成果報告や声明文の発表を行ってきた。2019年にこれまでの活動を評価し、民間主導での活動に縮小。2024年、公式な活動を終了することに合意した。
歴代代表・理事長
(企業名、役職は就任当時のもの)
- 代表幹事
- 2004年度:桑原洋(日立製作所 取締役)
- 2008年度:矢野薫(日本電気 代表取締役社長)
- 2010年度:佐相秀幸(富士通 執行役員副社長)
- 2012年度:栗島聡(NTTデータ 取締役常務執行役員)
- 理事長制へ移行
- 2014年度:吉田正敏(富士通 チーフストラテジスト)
- 2020年度:黒坂肇(サイオステクノロジー 上席執行役員)
出典
外部リンク
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