黒田硫黄
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黒田 硫黄(くろだ いおう、男性、1971年1月5日 - )は、日本の漫画家。ペンネームの由来は「黒田」+オモチャの「火星大王」から[1]。愛称は「大王」[注 1]。
注釈
- ^ 『月刊アフタヌーン』のアオリなどで使われている。
- ^ 『大日本天狗党絵詞』4巻のカバー見返しに女装写真を載せたことや、『まるいもの』(『大王』描き下ろし)で自身を女性として描いていたことによる。
- ^ 白土三平の同名の漫画が原作で、白土の原画をそのまま取り込んで制作した映画作品。
- ^ 「例えば美内すずえ先生の漫画を読む人の中で、美内先生はどんな人だろうっていうのには興味がない方が、きわめてまっとうな読者なのではないかと思いますね。そういうのが正しいと思います。」「作家の名前よりもキャラクターの名前で語られるのが正しいマンガなのではないかと。マンガのキャラクターのほうが人の共通言語としてあるんです。」後掲『Comickers』vol21[要文献特定詳細情報]より。
- ^ 白黒写真において、コントラストや画面の調子を整えるための方法のこと。
- ^ 『CUTiE COMIC』(宝島社)では2ページの料理漫画を連載(『肉じゃがやめろ!』全5回、『黒船』収録)。
- ^ 『茄子』の単行本では、作中に登場した料理のレシピも紹介している。
出典
- ^ a b c d 『QJ vol.42』, pp. 80–83, 小林善美ほか「黒田硫黄キーワード事典」.
- ^ 倉田真由美『だめんず・うぉ〜か〜』(SPA! comics、扶桑社)
- ^ 宮本大人「黒田硫黄を甘やかさない」『毎日新聞』2002年3月29日掲載、『マンガの居場所』(NTT出版)所収、272頁-273頁
- ^ 『QJ vol.42』, pp. 58–61, 大庭萱朗「これぞスペクタクル!」.
- ^ 『ユリイカ』2003年8月号, pp. 135–140, 斎藤環「アンダルシアの『空』」.
- ^ 中野渡淳一「インタビュー」『漫画家誕生 169人の漫画道』新潮社、2006年3月29日、254-255頁。ISBN 978-4-1030-1351-8。初出は『信濃毎日新聞』。
- ^ a b c 『QJ vol.42』, pp. 62–79, 斎藤宣彦、横井周子「マンガ家、黒田硫黄ロングインタビュー」.
- ^ a b c 「黒田硫黄インタビュー」『Comickers』vol21[要文献特定詳細情報](2001年)、美術出版社、46頁-49頁
- ^ a b 『ユリイカ』2003年8月号, pp. 164–187, 斎藤宣彦、横井周子「黒田硫黄全著作解題」.
- ^ 南 2013, pp. 110–111.
- ^ 「自転車対談 曽田正人×黒田硫黄」、季刊『Comicers vol.36』2003 春号、美術出版社、pp. 113 -
- ^ 依田謙一 (2003年10月14日). “「ツール・ド・信州」アニメーション業界の自転車熱【前編】 : スタジオジブリ関連ニュース : ジブリをいっぱい : エンタメ”. YOMIURI ONLINE(読売新聞). 読売新聞社. 2006年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年10月22日閲覧。
依田謙一 (2003年10月21日). “「ツール・ド・信州」アニメーション業界の自転車熱【中編】 : スタジオジブリ関連ニュース : ジブリをいっぱい : エンタメ”. YOMIURI ONLINE(読売新聞). 読売新聞社. 2006年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年9月10日閲覧。
依田謙一 (2003年10月27日). “「ツール・ド・信州」アニメーション業界の自転車熱【後編】 : スタジオジブリ関連ニュース : ジブリをいっぱい”. YOMIURI ONLINE(読売新聞) (読売新聞社)[リンク切れ] - ^ 南 2013, pp. 115 & 118.
- ^ 芝田隆広「漫画家スペシャルインタビュー 黒田硫黄」『ダ・ヴィンチ』2002年1月号、メディアファクトリー、2001年12月、136-137頁。
- ^ 南 2013, p. 118.
- ^ “「ながたんと青と」の磯谷友紀がゲッサンで高学歴女子描く、黒田硫黄は3号連続で登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年6月12日) 2023年6月12日閲覧。
- ^ 黒田硫黄「ころぶところがる 最終話 知らない町」『ゲッサン』2023年9月号、小学館、2023年8月12日、555頁、ASIN B0CCYZ7N78、JAN 4910035770938。
- ^ 島田一志「五十嵐大介インタビュー」『コミック・イズ・デッド』Studio Cello、2005年11月、138-156頁。ISBN 978-4-9030-8201-1。
- ^ 『ユリイカ』2003年8月号, pp. 141–145, 野崎歓「昔あるときあるところに…」.
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