Hoらの電気生理学的基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 14:05 UTC 版)
「ギラン・バレー症候群」の記事における「Hoらの電気生理学的基準」の解説
Hoらの基準は電気生理学的な診断基準であり、AIDPとAMANの区別においては非常に有用である。2N以上とは2つ以上の神経においてであり、ULNは正常上限、LLNは正常下限、DMLは運動神経遠位潜時、MCVは運動神経伝導速度、dCMAPは遠位刺激のCMAP振幅、pCMAPは近位刺激のCMAP振幅、TDは時間的分散の増大である。四肢で施行した方が診断基準を満たす確率は高くなる。 AIDP: 下記のいずれかひとつを2N以上で満たす。 MCV < 90%LLN (dCMAP > 50%LLN) または < 85%LLN (dCMAP < 50%LLN) DML > 110%ULN (dCMAP > LLN) または > 120%LLN (dCMAP < LLN) 確実なTD(基準示されず) minimal F latency > 120%ULN AMAN: 上記診断基準を満たさず、dCMAP < 80%LLN であること。
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