HIMEM.SYSの問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 23:11 UTC 版)
「Intel 80286」の記事における「HIMEM.SYSの問題」の解説
PC-9800シリーズにおいては、80286のシステムとi386以上のシステムではA20ラインを制御するI/Oポートが異なり、前者にi386以上のプロセッサを載せた場合、そのシステムには後者にあるI/Oポート00F6hが無く、MS-DOS付属のメモリマネージャ(HIMEM.SYS)がA20ラインを正常にコントロールできない旨の警告を出す問題が知られている。その対策として、いくつかのCPUアクセラレータではCPUキャッシュドライバとは別に独自のメモリマネージャを添付、もしくは専用メモリマネージャにCPUキャッシュドライバを統合していた。
※この「HIMEM.SYSの問題」の解説は、「Intel 80286」の解説の一部です。
「HIMEM.SYSの問題」を含む「Intel 80286」の記事については、「Intel 80286」の概要を参照ください。
- HIMEM.SYSの問題のページへのリンク