ドボワチン D.21とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ドボワチン D.21の意味・解説 

ドボワチン D.21

(Dewoitine D.21 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/16 05:37 UTC 版)

トルコ空軍のドボワチン D.21

ドボワチン D.21(Dewoitine D.21)は1920年代のフランスパラソル翼、固定脚の戦闘機である。

1920年に設立されたドボワチンは、1920年代はフランス空軍から注文を受けることができず、輸出用の航空機の製造を行っていた。ドボワチン D.21はパラソル翼のドボワチン D.12から、開発され1925年に初飛行した。スイスの連邦製造工廠(Eidgenoessische Konstruktionswerkstaette:EKW)、チェコスロバキアシュコダアルゼンチンの Fábrica Militar de Avionesでライセンス生産された。シュコダの生産機はSkoda-Dewoitine D.1と呼ばれた。

アルゼンチンは7機のD.21を購入した後、58機のライセンス生産をした。トルコ空軍もD.21を購入し、チェコスロバキア空軍も25機を購入した。

仕様

[1]

  • 乗員: 1名
  • 全長: 7.64 m
  • 全幅: 12.8 m
  • 空虚重量: 1,090 kg
  • 総重量: 1,580 kg
  • エンジン: 3 × Hispano-Suiza 12Gb 直列エンジン 、500 hp
  • 巡航速度:270 km/h
  • 武装:2 × 7.7 mm ビッカース機関銃(胴体)2 × 7.5 mm Darne 翼内機銃(オプション)

脚注

  1. ^ Donald, David, ed (1997). The Encyclopedia of World Aircraft. Prospero Books. pp. pg. ISBN 1-85605-375-X.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ドボワチン D.21」の関連用語

ドボワチン D.21のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ドボワチン D.21のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのドボワチン D.21 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS