おりづるらん (折り鶴蘭)
●南アフリカが原産です。わが国へは明治時代のはじめに渡来しました。葉は線形から線状披針形で、濃緑色をしています。ランナーを伸ばして、その先に折り鶴のような小苗をつけます。花茎の先の円錐花序に、白色の目立たない花を咲かせます。写真の上・中1は「ナカフヒロハオリヅルラン(cv. Picturatum)」、中2~3は「ナカフオリヅルラン(cv. Vittatum)」、そして下は「ソトフオリヅルラン(cv. Variegatum)」です。
●ユリ科オリヅルラン属の常緑多年草で、学名は Chlorophytumcomosum。英名は Spider plant。
エンレイソウ: | 延齢草 白花延齢草 |
オリヅルラン: | シャム折り鶴蘭 折り鶴蘭 |
オーニソガラム: | オーニソガラム・アラビクム オーニソガラム・スアレオレンス オーニソガラム・ティルソイデス |
オリヅルラン
(Chlorophytum comosum から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 04:25 UTC 版)
オリヅルラン(折鶴蘭、Chlorophytum comosum (Thunb.) Jacques, 1862)は、キジカクシ科オリヅルラン属に属する常緑多年草。観葉植物としてよく栽培される。
- ^ “C. comosum”. GRIN Taxonomy for Plants. 2012年8月13日閲覧。
- ^ 基本的には花の咲いた所に子株が出来る。よって、子株が成長してきた際にランナーの根元から切らず、先端の子株の近くで切ってやると、一つのランナーから複数の子株を順々に取る事が出来る(なお、子株がある程度成長すると、ランナーを切らずに子株部分のみをもぎ取る事が出来る。この場合、先端の子株を残して途中の子株を取るというような事が出来る。)。なお、ランナーは、株が成長し栄養状態が良いと、枝分かれをしていく事もあり、またランナーに付いた子株から更にランナーと子株が生じる事もある。また、ランナーに子株が生じてから子株が成長すると、ランナーに付いたまま出根する(空中で生じたこの根には表面に細かい毛が生えており、ある程度の乾燥にも耐えられる。また水が根の一部に接していると毛によって濡れが根に広がっていく性質がある。)。
- ^ B. C. Wolverton, Rebecca C. McDonald and E. A. Watkins, Jr.. “Foliage Plants for Removing Indoor Air Pollutants from Energy-Efficient Homes”. Economic Botany .
- ^ NASA空気清浄研究
- ^ Plants of the World Online 08/06, 2023. 閲覧
- ^ ただし、他観葉植物一般と同様に、鉢物にしてケイ素肥料(シリカゲル等)を多めに用いると、葉がやや固くなり、また葉がよく立つようになり、また葉に光沢が出る。
- ^ Plants of the World Online 08/06, 2023. 閲覧
- ^ Plants of the World Online 08/06, 2023. 閲覧
- ^ 葉の中央脈周辺で光合成が行われるため、その周辺へのホウ素、ケイ素、カルシウム等の蓄積及び固定化が発生して当該部分の組織が強固になるため(細胞壁の強化、クチクラ層周辺でのケイ化細胞層の発生等による。)。
- 1 オリヅルランとは
- 2 オリヅルランの概要
- 3 形態・生態
- 4 注と出典
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