カニンガム

大車林

カニンガム

英語 CUNNINGHAM

アメリカのコンストラクター。西海岸の資産家で、熱心な自動車愛好家でもあったブリッグス・カニンガムは、1950年のルマンにキャデラックの改造マシン、ル・モンストルで出場したのを機にマシンの製作に乗り出し、クライスラーなどの大排気量V8エンジンを搭載したマシンで耐久レースに出場した。53年のセブリング12時間ではC4Rがビッグレースでの初優勝をチームにもたらしたが、ルマンでは54年の3位が最高位であった。なお、55年限りでマシン開発から手を引いたあとも、ジャガーやマセラティなどの市販レーシングマシンで65年までレース活動を続けた。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。