カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡とは? わかりやすく解説

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カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡

(CFHT から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/14 13:51 UTC 版)

Canada–France–Hawaii Telescope
運用組織 カナダ国立研究評議会, フランス国立科学研究センター, ハワイ大学マノア校 
座標 北緯19度49分31秒 西経155度28分12秒 / 北緯19.8253度 西経155.47度 / 19.8253; -155.47座標: 北緯19度49分31秒 西経155度28分12秒 / 北緯19.8253度 西経155.47度 / 19.8253; -155.47
標高 4,204 m (13,793 ft)
形式 光学望遠鏡, 天文台 
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CFHTの朝

カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡Canada-France-Hawaii Telescope 、CFHT)は、アメリカハワイ州マウナ・ケア山に設置された天文台である。マウナケア天文台群を構成する12の天文台の一つ。

概要

マウナケア山の山頂付近(標高4,204m地点)に位置する。口径3.58mのカセグレン式望遠鏡を有しており1979年よりハワイ大学カナダフランス両政府により運用されている[1]

観測機器

CFHTは3カ国によって共同開発された観測装置を備える。主な観測装置は以下の通り[2]

  • MegaPrime/MegaCam: 主焦点に取り付けられた36枚の2048×2048画素CCD(合計340メガピクセル)からなる広視野可視光撮像装置[3]
  • WIRCam: 4枚の2048×2048画素CCDからなる広視野赤外線撮像装置。韓国と台湾も製作に参加した。
  • ESPaDOnS: 高分散エシェル偏光分光計。偏光の電磁スペクトルを取得可能な独特な分光器。2004年に設置。
  • SPIRou: 高分散エシェル赤外線偏光分光計(2022年-。ESPaDOnSの後継機で同様の偏光観測機能を持つ。高精度な視線速度の測定にも使用できる。2018年に設置。

脚注

外部リンク






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