蛙鼠合戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 17:22 UTC 版)
蛙鼠合戦(あそがっせん、または蛙と鼠の合戦, 古希: Βατραχομυομαχία, Batrachomyomachia, バトラコミュオマキア)は喜劇的叙事詩で『イリアス』のパロディ。古代ローマ人たちはホメロスの作としたが、プルタルコスによると(『De Herodoti Malignitate』43)、クセルクセス1世の協力者で、カリア(en:Caria)の女王アルテミシア1世(en:Artemisia I of Caria, 活躍期:紀元前480年)の兄弟(または息子)のハリカルナッソス(現ボドルム)のピグレス(en:Pigres of Halicarnassus)の作だという。『スーダ辞典』でも、やはりホメロス作と言われてきた『マルギーテース』同様に作者はピグルスだとしている。しかし、現代の研究者の何人かは、アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)の時代の詩人の誰かが作ったと言っている(edition by A. Ludwich (1896))。
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