バレット M95
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/19 02:02 UTC 版)
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迷彩塗装のM95
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| 概要 | |
|---|---|
| 種類 | 対物ライフル |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | バレット・ファイアーアームズ[1] |
| 性能 | |
| 口径 | 12.7 mm[1][2] |
| 銃身長 | 737 mm[1][2] |
| 使用弾薬 | 12.7x99mm NATO弾[1][2] |
| 装弾数 | 5発[1][2] |
| 作動方式 | ボルトアクション方式[1][2] |
| 全長 | 1,143 mm[1][2] |
| 重量 | 10.7 kg[1] |
バレット M95(英語: Barrett M95)は、アメリカ合衆国のバレット・ファイアーアームズ社で開発されたボルトアクション式対物ライフルである[3][4]。
開発
バレット社が先行して開発したM82は、大口径の12.7x99mm NATO弾を使用する半自動式の対物ライフルであり、アメリカ軍にも制式採用された優秀な銃であった[5]。しかし、半自動式を採用したぶん大型で重いという欠点もあったため、この点を改良すべくブルパップ構造を採用して全長を短縮し、単純なボルトアクション機構を採用することで軽量化したM90が1990年に開発された[4]。このM90をベースに、さらに細かな改良を加えて1995年に登場したのが本銃である[2][3][6]。
設計
M95はベースとなったM90と同じくブルパップ構造のボルトアクション式ライフルである[3]。また、M82から多くの部品を転用しているため、機関部を中心に各部のデザインはM82とよく似ている[3]。全長を短縮するため、とくにボルト本体の長さが短く設計されている[3]。
使用弾薬は12.7x99mm NATO弾で、着脱式の箱型弾倉から給弾する[1][3]。弾倉はM82のものよりも短い形状で、装弾数は半分に減った5発となった[1][3]。銃身は29インチ長のフルーテッドバレルで、内部にクロームメッキを施され、銃口部には大型マズルブレーキが装着されている[1][2]。
レシーバー先端部に折り畳み式のバイポッド、後端部にも調節可能なモノポッドが装備され、ストックには反動吸収用のリコイルパッドが取り付けられている[1][2]。上部にはスコープなどの光学機器を取り付けるため、約30センチ長のピカティニー・レールがある[1]。
サブタイプ
- M95
- 1995年に登場した初期モデル[2][4]。
- M95M
- 改良モデル[4]。薬室には腐食防止のためクロムメッキが追加され、グリップ部が2.5センチ前方に移されて弾倉交換を容易にしたほか、撃発機構の改良などによる信頼性の向上、レシーバーの二分割化などによる携帯性の向上などが図られている[4]。
- M95SP
- 2004年にスペイン陸軍からの要請により開発された改良モデル[4]。モノポッドの追加やスコープの変更、3孔式マズルブレーキの採用、より長いピカティニー・レールの搭載などの改良が行われている[4]。
なお、2026年時点でバレット社HPの製品一覧にはM95シリーズは掲載されていない[7]。
運用国
2011年時点で、15か国の軍・公的機関で採用されている[4]。 また、一時はM95Mがアメリカ陸軍に暫定採用され、XM107の仮名称を付与されていたが、その後アメリカ陸軍は火力を重視して同社のM82A1Mに採用銃を変更し、XM107の名称もそちらに移行された[4]。
脚注
出典
参考文献
- Richard D. Jones, ed (2011) (英語). Jane's Infantry Weapons 2011-2012. Janes Information Group. ISBN 978-071062947-0
- Phillip Peterson, ed (2011) (英語). The Gun digest book of modern gun values: the shooter's guide to guns 1900 to present. ISBN 978-1440218316
- Ken Ramage, ed (2007) (英語). Guns Illustrated 2008. Gun Digest. ISBN 978-0896895331
- 床井雅美『オールカラー最新軍用銃事典』並木書房、2013年5月1日。 ISBN 978-4-89063-303-6。
関連項目
外部リンク
- Barrett M95 - YouTube(バレット社の公式動画)
- Barrett M95のページへのリンク