As-Is
As-Isとは、現状の姿を指す。To-Beと呼ばれる「あるべき姿」を実現するために、改善すべき状態がAs-Isである。As-Isは、あるべき姿To-Beを導き出すための状態であると言える。
・現状の姿=As-Is
・あるべき姿=To-Be
あるべき姿を導き出すには二通りの考え方がある。1つ目は、現状の姿を踏まえた上であるべき姿を導き出し、現状の姿の改善を図る考え方であり(As-Is → To-Be)、2つ目は、あるべき姿を明確にした上で、現状の姿を捉え改善を図る考え方である(To-Be → As-Is)。
As-Is → To-Be
【メリット】
・現実的なあるべき姿が策定できるため、達成できる可能性が高い
【デメリット】
・現状を出発点とした、本来のあるべき姿ではないゴールを描いてしまう可能性が高まる
To-Be → As-Is
【メリット】
・現状の姿にとらわれず、ゼロベースであるべき姿を策定できる
・あるべき姿と現状の姿のギャップを明確化しやすく、問題・課題が明確になる
【デメリット】
・あるべき姿と現状の姿にギャップがあり過ぎると、あるべき姿の実現の難易度が高まる可能性がある
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