André Campraとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > André Campraの意味・解説 

アンドレ・カンプラ

(André Campra から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 09:35 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
アンドレ・カンプラ
André Campra
基本情報
生誕 1660年12月4日
フランス王国エクス=アン=プロヴァンス
死没 (1744-06-29) 1744年6月29日(83歳没)
フランス王国ヴェルサイユ
ジャンル 宗教曲、歌劇
職業 作曲家指揮者聖職者
活動期間 後期バロック音楽

アンドレ・カンプラ(André Campra, 1660年12月4日 エクス=アン=プロヴァンス - 1744年6月29日[要出典] ヴェルサイユ)は、フランス作曲家指揮者聖職者ジャン=バティスト・リュリジャン=フィリップ・ラモーの中間世代にあたる。フランス後期バロック音楽の宗教曲と歌劇を代表する作曲家として名高い。とりわけ《死者のためのミサ曲》は、ジャン・ジルの作品と並び立つ存在である。

エクス=アン=プロヴァンスの聖ソヴール大聖堂にて宗教教育と音楽教育を受け、1678年司祭叙階される。トゥーロンアルルトゥールーズの教会楽長を歴任した後、1694年から1700年までパリノートルダム大聖堂の楽長に就任。

1697年からひそかに劇音楽の作曲に着手。コンティ公の宮廷楽長に任命され、1730年オペラ座の指揮者に就任する。《優雅なヨーロッパ L'Europe galante》の作曲によって、コメディ=バレの天才と持て囃されるに至った。

ルイ14世の死後は、王立音楽アカデミーやヴェルサイユの宮廷礼拝堂に勤めた。1720年ごろから再び宗教界に復帰し、多くの時間を宗教曲の作曲に費やした。

主要作品一覧

世俗音楽

  • オペラ=バレ優雅なヨーロッパ英語版 L'Europe galante (1697年)
  • 叙情悲劇エジオーヌ英語版Hésione (1700年)
  • 叙情悲劇《タンクレディ英語版Tancrède (1702年)
  • 叙情悲劇《アルシーヌ英語版 Alcine (1705年)
  • 叙情悲劇《イポダミー英語版 Hippodamie (1708年)
  • オペラ=バレ《ヴェネツィアの祭り英語版Les Fêtes vénitiennes (1710年)
  • 叙情悲劇《イドメネー英語版Idoménée (1712年)
  • 音楽的祭典《エネーとディドン》Énée et Didon (1714年)
  • 叙情悲劇《アシルとデダミー英語版Achille et Deidamie (1735年)
  • カンタータ集(全3巻、1708年、1714年、1728年)

宗教曲

  • 主が建てられるのでなければ Nisi Dominus (1722年)
  • 死者のためのミサ曲 Requiem (1723年以降)
  • 宮廷礼拝堂のためのモテット集 (1723-1741年)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「André Campra」の関連用語

André Campraのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



André Campraのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンドレ・カンプラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS