ALLDAYS 二丁目の朝日
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| ALLDAYS 二丁目の朝日 | |
|---|---|
| 監督 | 村上賢司 |
| 脚本 | 千葉雅子 |
| 製作 | 大橋孝史 小林洋一 |
| 出演者 | 三浦涼介 松田祥一 谷桃子 竹下宏太郎 |
| 音楽 | 和乃弦 |
| 撮影 | 根岸憲一 |
| 配給 | ジョリー・ロジャー |
| 公開 | |
| 上映時間 | 81分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
『ALLDAYS 二丁目の朝日』は、2008年公開の日本映画。村上賢司監督。PG-12作品。
ストーリー
売春防止法が施行される昭和33年の少し前、まだ戦争の傷跡を引きずっている東京。新宿2丁目界隈は赤線と呼ばれ、性を売る女性たちが、夜な夜な男たちの相手をし、彼らの欲望を満たしていた。そんな新宿2丁目の軽演劇場の役者・目黒真雄(三浦涼介)は、戦時中に出会ったアイパッチの男(竹下宏太郎)が忘れられず、女性に興味が持てないでいた。そうとは知らず、新人の踊り子の吉井さと子(谷桃子)は真雄に惹かれてしまう。下世話な性格の劇団の座長や、何かと真雄に噛みつく勝谷ひろし(松田祥一)は、真雄に女を知るように勧める。ところが、真雄がおかまで有名な八百屋の精さんと一緒にいるところを見て、真雄が男好きであると確信する。しかし八百屋の精さんには、ひた隠しにしているヤクザの五郎との秘密の関係があった。そのころ、公娼制度に反対する女性運動が盛り上がりつつあった。同性愛者は変態とされ、何かと槍玉にあげられるようになっていた。一方、さと子は人知れず消えてしまう。女性運動家たちと娼婦の対決が始まり、新宿2丁目は時代の転換期を迎えようとしていた。しかし、そこに生きる人々は人情厚く、誇りを持って生きていくのだった。
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キャスト
- 目黒真雄(新宿で舞台役者をしている) :三浦涼介
- 勝谷ひろし(真雄の劇団仲間):松田祥一
- 吉井さと子(劇団の駆け出し踊り子、真雄に惹かれる):谷桃子
- 前田太郎(アイパッチの男):竹下宏太郎
- 五郎(精一と交際しているやくざ):中原和宏
- 深見精一(近所の青果店を営むおかま):山中敦史
- 由美(娼婦):中村榮美子
- 新井友香
- ストリップ小屋の座長:外波山文明
- 鬼頭真也
- ナレーション:谷口節
出典
- ^ “ALLDAYS 二丁目の朝日”. 映画.com. 2022年8月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
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