3ウェイマージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:02 UTC 版)
「マージ (バージョン管理システム)」の記事における「3ウェイマージ」の解説
3ウェイマージは、ファイル'A'と'B'の差分、およびそれらの親にあたるファイル'C'(多くの場合、ファイル'A'と'B'は共通の親を持つ)との差分の分析結果を元に行われる。バージョン管理システムでは親にあたるファイルが必ず存在し、またどのファイルが親かもはっきりしているため、3ウェイマージの使用に適している。マージ用ツールは各ファイル間の差分およびその中に現れるパターンを調査し、マージを行うためにファイル'A','B','C'の間の関係モデルを生成した上で、新しいリビジョン’D'を作り出す。 3ウェイマージは信頼性が高く、実際のデータを対象にしても上手く動作する。ユーザによる最低限の介入を要する場合もあるが、(マージの複雑さにもよるが)多くの場合はユーザの操作なしにマージが行われるため、処理の自動化を目指す場合には良い選択肢となる。
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