1130型CIWSとは? わかりやすく解説

1130型CIWS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 16:05 UTC 版)

1130型CIWS
054A型フリゲートに搭載されている1130型CIWS
種類 CIWS
原開発国 中華人民共和国
運用史
配備先  中国人民解放軍海軍
開発史
製造業者 中国兵器工業集団
諸元
重量 約7,000kg

砲弾 30x165mmDEC115型
銃砲身 11砲身
作動方式 ガトリング砲
発射速度 10,000発/分
最大射程 3,000-5,000m
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1130型CIWS (Type1130)は中国兵器工業集団の開発したCIWSである。

正式名称はH/PJ-11。

概要 

730型CIWSの発展形であり、砲身が11本に増加し、大型化している。空母「遼寧」や「福建」に搭載されている。

砲身が11本に増加した事により発射速度が10,000発/分まで向上しており、報道によると1130型CIWSは96%の確率でマッハ4以上の速度で突入してくる対艦ミサイルを迎撃出来るとされている。[1]

弾薬は両側に1つずつある計2個の弾薬ドラムに収納されており、2,580発を収納する事が可能。また、砲弾には通常の30×165mm弾の他に「DEC115型」と言うタングステン弾芯を使用するAPDS弾が存在する。[2]

レーダーなどの追跡装置は730型CIWSと同様の物が使用されているが、空母「福建」に搭載されている1130型CIWSは搭載レーダーが347型パルスドップラーレーダーからフェーズドアレイレーダーに変更されており、さらに赤外線追跡装置が追加されている。現在搭載されている艦は空母の他大型の艦艇が多く、稼働には大量の電力が必要とされている。[3]

搭載艦

脚注

外部リンク


1130型CIWS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:00 UTC 版)

730型CIWS」の記事における「1130型CIWS」の解説

空母遼寧」に搭載され新型CIWS外観730型類似するが、全体的に大型化している。

※この「1130型CIWS」の解説は、「730型CIWS」の解説の一部です。
「1130型CIWS」を含む「730型CIWS」の記事については、「730型CIWS」の概要を参照ください。

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