.hack/ZEROとは? わかりやすく解説

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.hack//Z.E.R.O.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/20 19:18 UTC 版)

.hack > .hack//Z.E.R.O.
.hack//Z.E.R.O.
(ドットハック ゼロ)
ジャンル アクションRPG
対応機種 未定
開発元 サイバーコネクトツー
発売元 サイバーコネクトツー
プロデューサー
ディレクター 新里裕人
音楽 福田考代
葉加瀬太郎
美術 細川誠一郎
シリーズ .hack
発売日 未定
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.hack//Z.E.R.O.』(ドットハック ゼロ)とは、サイバーコネクトツーから発売予定のゲームソフト。サイバーコネクトツーが開発し、バンダイナムコエンターテインメントから販売されてきた仮想オンラインRPG『.hackシリーズ』の一作である。発売時期や対応プラットフォームは未定。

概要

2026年2月16日、サイバーコネクトツーは旧サイバーコネクト時代から数えて設立30周年を迎え、本作はその記念作として発表された。RPGとしては2010年の『.hack//Link』以来のシリーズ完全新作となる[注釈 1]。ジャンルはRPGだが、アクションアドベンチャーが複合的に絡んだ作りになるとされる[1]

今作はシリーズ初の自社パブリッシングタイトルであり、企画・開発・発売の全てをサイバーコネクトツー自身が行う[2]。シリーズIPは変わらずバンダイナムコが保有しており、本作は許諾を受ける形となる。サイバーコネクトツー代表の松山洋はこれを処女作『テイルコンチェルト』から現在に至るまで育ててくれたバンダイナムコ(旧バンダイ)への恩返しと語っている[1]

『.hack』の新作は15年以上前から「作りたい」という話が何度も出ては消えてを繰り返している状態であり、10年単位の話し合いと水面下での準備の末、設立30周年の節目に発表に至った[3]。他の自社パブリッシング作である『戦場のフーガ』や「復讐三部作」も本作への布石であったという[1]

従来は開発やメディアミックスに関するプロデュースの主導権は、パブリッシャーのバンダイナムコ側にあった。その都合上、作中における「ゲーム」と「リアル」という二つの世界のうち「リアル」はメールやニュースなどで最小限にしか描けなかったが、その手綱が失われたことで本作ではゲーム世界だけではなく現実世界側の物語にも重きを置き、生身の人間ドラマも深く描く[1]

過去の一連の.hackシリーズ作品と物語や世界観の連続性は持たず、「(発表時の)現実世界の10年後」を舞台とする。初代が開発されたのはオンライン黎明期だったが、SNSなどで完全に日常の一部と化した現代のネットワークには当時以上の「悪意」や「不気味さ」が潜んでおり、その現代のネット社会における多層構造を敵として描くとされている。初代を彷彿とさせる不穏な空気感を描く「デジタルサスペンス」が本作の入口となり、出口では『.hack//G.U.』で確立したサイバーコネクトツーならではの「少年漫画の文法」や「圧倒的な熱量」が感じられるような構成になるという[1]

音楽にはシリーズでお馴染みのユニット・LieNに加えてヴァイオリニストの葉加瀬太郎を起用する[2]

タイトルの「Z.E.R.O.」は「我々がゼロから『.hack』を再始動させる」というメッセージと、作品の根幹に関わる重要な仕掛けによるもの。文字通り「ゼロ」からの完全新作であるため、従来のファンもシリーズ未経験者も楽しめる作品になるとされる[3]。過去に発売された横手美智子による小説『.hack//ZERO』と同名だが内容は全く無関係の別物である。違いを表すためにも文字間にピリオドが打たれているが、読みは小説と同じ「ゼロ」である[1]

スタッフ

  • エグゼクティブプロデューサー:松山洋
  • キャラクターデザイン:細川誠一郎
  • クリエイティブプロデューサー/アート部門ゼネラルマネージャー:穴井昭廣
  • クリエイティブディレクター:新里裕人
  • テーマソング:葉加瀬太郎
  • サウンド:福田考代
  • アートロゴデザイン:三好誠
  • クリエイティブプロデューサーマネージャー:山岡寛典
  • ディレクターマネージャー:石橋洋平
  • プロデューサー:宮崎太一郎、西川裕貴

脚注

注釈

  1. RPGに限らなければ2012年BD版『ドットハック セカイの向こうに』収録の『.hack//Versus』以来。移植も含めるなら2022年Nintendo Switch版『.hack//G.U. Last Recode』以来となる。

出典

外部リンク


.hack//ZERO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 14:10 UTC 版)

.hack//ZERO
小説
著者 横手美智子
出版社 角川書店
レーベル 角川スニーカー文庫
発売日 2003年5月
巻数 1巻(未完)
テンプレート - ノート

.hack//ZERO』(ドットハック ゼロ)は、横手美智子著による日本ライトノベル作品。バンダイメディアミックスプロジェクトである.hackプロジェクトの作品の一つで、ストーリー上、アニメ『.hack//SIGN』とゲーム版『.hack』の間に位置している。

第1巻(Vol.1『ファントムペイン』)は2003年5月に発売されたが、続編で物語完結となる第2巻は一度は発売予告はされたものの延期されたままとなっており、.hackシリーズの中で唯一未完の作品となっている。

あらすじ

主人公・カールは元々は普通にThe Worldを楽しむ一般的なプレイヤーだったが、悪質なプレイヤーの被害に遭ったことを切っ掛けにして様々な出来事を鬱積し、次第にこの世界に絶望感を抱いていく。それ以来は憎悪をもってThe Worldにログインし、次第に自らも悪意の下にPK(プレイヤーキル)を行ったり、不正行為であるチートなどにまで手を出し始めた。そんなすっかり荒みきった中で不思議なPC・楚良と出会い、彼に徐々に心惹かれてゆくようになる。 やがてアウラとの出会いを経て、カールはThe Worldの異常の中心に引き込まれていく。

登場人物

登場人物の大部分は他の作品と共通しているため「.hackシリーズの登場人物」で解説している。本作オリジナルキャラクターの映像作品への登場はなく、『.hack//Link』登場時に初めて声優が充てられた。

カール
声:三宅華也(Link)
本作の主人公。銀髪が印象的な長身の重斧使い。漆黒の衣と防具で身を包んでいる。 PC名の由来は、髭のおじさんがイメージキャラクターの有名な菓子商品より。結末は未だ書かれていないが最終的には、スケィスにDD(データドレイン)を見舞われ、意識不明の重体になる。その為ゲーム版では六人の未帰還者の中に彼女の存在が含まれている。
リアル(現実世界)での本名、仁村潤香。中学受験を控えた小学五年生の勝ち気な少女。東京都三鷹市在住。家庭は母と祖母の三人暮らし。男手は不在。父親は「The World」日本語版のチーフディレクターだった徳岡純一郎(彼については『.hack//Liminality』の項を参照)。潤香自身もその事は知っていたが、彼女にとって父親は概念としての存在以外の何者でもない。しかし潤香がThe Worldで体験した出来事と、更に父親がこの様なゲームを製作した後に退社と言う形でこの世界へ関わりを捨てていた事実が、彼女の心と身体を蝕んでいった。家庭内では聞き分けが良く、異常に小食で一日のカロリーの殆どをジャンクフードからとっていることを除けば手のかからない娘として振舞い、家の外の生活でもその態度は大人しい。しかしその内面は凄まじいまでに自虐的で、心から他人を信用することが出来ないでいる。
ソラ(楚良)
アルフ
声:後藤沙緒里(Link)
明るい気さくな呪紋使い。レアアイテムであるボストンタイプの眼鏡がトレードマーク。The Worldを始めて間もなく、当時は自分と同様に初心者であったカールと知り合いコンタクトを取り合う仲になる。ところがいつの頃からか、カールからの連絡や返信が皆無になってしまい、そうしていく中でいつしかカールに関する悪い噂を聞くことになる。見ている方が疲れるほどに明朗快活であるが、それは単に彼女が“アルフ”というPCをロールしているからに過ぎない。自分が持てる責任の限界を自覚し、The Worldへの関わり方に対する確固とした考えを持っている女の子。このネットゲームを通じて様々な人と知り合い、交友を深めていくのがアルフのこの世界での楽しみ方であるようだ。結末は書かれていないが最終的にはスケィスにDDを見舞われ意識不明の重体に陥る。その為ゲーム版では六人の未帰還者の中に名を連ねている。
リアルでは12歳の少女。学年等は不明。リアルのカールとは家が比較的近所とのこと。母親は地域活動を行っている有名人らしい。実は暗い女の子。
ジーク
オルカ
バルムンク
アウラ

書籍情報

  1. .hack//ZERO Vol.1 ファントム・ペイン 2003年5月30日発売[1] ISBN 978-4-04-419903-6

脚注

  1. ^ ファントム・ペイン .hack//ZERO Vol.1”. KADOKAWA. 2024年9月14日閲覧。

外部リンク




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