黒川の女たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 03:52 UTC 版)
黒川の女たち | |
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監督 | 松原文枝 |
製作 | 江口英明 |
ナレーター | 大竹しのぶ |
撮影 | 神谷潤、金森之雅 |
編集 | 東樹大介 |
製作会社 | テレビ朝日 |
配給 | 太秦 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 99分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
『黒川の女たち』は、2025年公開の日本のドキュメンタリー映画[1]。監督は松原文枝。
満蒙開拓移民として岐阜県黒川村(現・白川町)から渡った黒川開拓団の女性たちが、敗戦後の引き揚げを前にソビエト連邦軍兵士への性接待を強いられ性暴力を受けた実態をとり上げる[2]。
2018年11月18日、白川町の佐久良太神社にある「乙女の碑」で新たな碑文の除幕式が行われた。このとき初めて碑文に「性接待」を強いられたことが明記された[3]。当事者の女性や遺族会の代表が出席した除幕式を松原は取材し、2分ほどのニュースを放映した。以後、松原は黒川開拓団の取材を続け、2025年に本作を完成させた[4]。
脚注
- ^ “「がまんしろ がまんしろ」戦時下満州、ソ連軍に差し出された女性たちが性暴力の実態を明かす 「黒川の女たち」予告編”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2025年5月26日). 2025年5月26日閲覧。
- ^ “満洲で起きた性暴力の実態に迫る「黒川の女たち」7月公開、語りは大竹しのぶ”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2025年4月23日). 2025年5月26日閲覧。
- ^ 「ソ連兵「性接待」被害を刻む 旧満州黒川開拓団 岐阜・白川町「乙女の碑」」『東京新聞』2018年11月19日。2019年7月7日閲覧。
- ^ 魚住あかり (2025年7月10日). “映画「黒川の女たち」12日全国公開 旧満州での負の記憶と向き合う”. 朝日新聞. 2025年7月16日閲覧。
外部リンク
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