鷲神社_(さいたま市見沼区)とは? わかりやすく解説

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鷲神社 (さいたま市見沼区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 17:16 UTC 版)

鷲神社
所在地 埼玉県さいたま市見沼区大和田町2-462
位置 北緯35度55分52秒 東経139度38分39秒 / 北緯35.93111度 東経139.64417度 / 35.93111; 139.64417座標: 北緯35度55分52秒 東経139度38分39秒 / 北緯35.93111度 東経139.64417度 / 35.93111; 139.64417
主祭神 天穂日命
社格 村社
創建 不詳
地図
鷲神社
鷲神社 (埼玉県)
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鳥居

鷲神社(わしじんじゃ)は、埼玉県さいたま市見沼区神社

歴史

創建年代は不明である。武蔵国太田荘(現・埼玉県久喜市)の鷲宮神社から分霊を勧請したものである。

なお、当社の江戸時代後期の書家市河米庵によって書かれたものである[1]

見沼の笛伝説

当地には下記のような伝説が伝わっている[1]

後白河天皇の御代、見沼地区が「見沼」という沼だった頃、この付近に夜になると笛を吹く美女が現れた。村人は「この美女の笛の音を聞きたい」と船を漕いで沼を渡ろうとするが、その内の一人は必ず行方不明になった。

「これは妖怪の仕業に違いない」と、腕自慢の者たちが妖怪の化けの皮を剥がそうとしたが、そんな彼らも翌朝になると水死体として沼に浮かんだ。

武蔵国司は、部下の足立左馬介に妖怪退治を命じた。足立左馬介は何とか妖怪に近づき、妖怪を討ち取ることに成功した。

妖怪退治の翌日、見沼の湖面には一つの笛が漂っていた。村人はこの笛を拾って、当社の社宝として奉納したという。

これ以降、笛を吹く美女は二度と現れなかったという。

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b サンケイリビング 編『埼玉ふるさと散歩(大宮市)』さきたま出版会、1980年、72p

参考文献

  • サンケイリビング 編『埼玉ふるさと散歩(大宮市)』さきたま出版会、1980年

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