魏延の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:52 UTC 版)
234年、諸葛亮最後の北伐(五丈原の戦い)で、魏延が従軍した時に見た「頭に角が生える夢」について、魏延の質問に対し、「麒麟は角を持っていますが、それを自ら用いる事はございません。これは戦わずして敵が壊滅する象徴であります」と説明した。しかし魏延が退席した後、側にいた者に「『角』という字は『刀』を『用いる』と書く。頭の上に刀が用いられる(=首が落とされる)のだから、その不吉さは大変なものだ」と述べた。その後、魏延は楊儀と対立を続けるも、敗走して漢中に逃亡するが、楊儀の命を受けた馬岱によって、息子たちとともに斬殺された。
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