髭(ひげ)の塵(ちり)を払(はら)・う
読み方:ひげのちりをはらう
⇒御髭(おひげ)の塵を払う
鬚の塵を払う
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 09:23 UTC 版)
『宋史』「寇準伝」(巻281)より、宰相時代の寇準が自分の弟子である副宰相の丁謂と連れ立って会食した。そのさい、丁謂が寇準の鬚についていた食べ残しをぬぐったところ、余りにも見え透いたご機嫌取りに呆れた寇準から逆にたしなめられて恥じ入ったという。転じて、目上の人へのあからさまなおべっか、追従をさす故事となった。
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