高橋正雄 (英文学者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 高橋正雄 (英文学者)の意味・解説 

高橋正雄 (英文学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 03:05 UTC 版)

高橋 正雄(たかはし まさお、1921年4月18日 - 2008年[1])は、日本のアメリカ文学者、中央大学名誉教授

略歴

東京生まれ。東京帝国大学文学部英文科卒、中央大学法学部助教授、教授、1992年定年退任、名誉教授[2]

著書

  • 『フォークナー テーマと研究』(研究社出版) 1960
  • 『アメリカ文学の旅』(研究社) 1967
  • 『悲劇の遍歴者 リチャード・ライトの生涯』(中央大学出版部) 1968
  • 『アメリカ自然主義の形成』(冨山房、二十世紀アメリカ小説1) 1973
  • 『「失われた世代」の作家たち』(冨山房、二十世紀アメリカ小説2) 1974
  • 『政治の季節1930年代』(冨山房、二十世紀アメリカ小説3) 1976
  • 『アメリカ戦後小説の諸相』(冨山房、二十世紀アメリカ小説4) 1979
  • 『アメリカ南部の作家たち』(南雲堂) 1987

共編著

翻訳

  • 『ブラックボーイ』(リチャード・ライト、月曜書房) 1952
  • 『愛と死の蔭に』(キャサリン・アン・ポーター、ダヴィッド社、ダヴィッド選書) 1954
  • 『われらの時代に ミシガンの北で』(ヘミングウェイ、三笠書房、ヘミングウェイ全集2) 1956
  • 『孤独のアリス』(ブース・ターキントン、三笠書房) 1957
  • 『愛は死をみつめて』(ワーテンベイカー、大日本雄弁会講談社) 1958
  • 『崩れゆく灰色の壁』(ヘンリエッテ・ローセンブルグ、講談社) 1958
  • 『北京からの便り』(パール・バック、三笠書房) 1958
  • 『サン・ペドロ号の遭難』(ジェームズ・カズンズ、荒地出版社、現代アメリカ文学全集19) 1959
  • 『ジェイミーの冒険旅行』(ロバート・ルイス・テイラー、前川康男共訳、新潮社) 1963、のち偕成社文庫
  • 『エレオノーラ、メロンタ・タウタ』(ポオ、東京創元新社、ポオ全集2) 1963、のち新版
  • 『かわうそタルカ』(ウィリアムスン、あかね書房、少年少女世界動物文学全集) 1964
  • 『夜の都会』(ジョン・レチー、講談社) 1965
  • 『現代アメリカ作家論』(ロバート・ペン・ウォーレン、武市楯夫共訳、南雲堂) 1966
  • 『アメリカの飢え』(リチャード・ライト、講談社) 1978
  • 『幻の馬幻の騎手』(キャサリン・アン・ポーター、晶文社、文学のおくりもの) 1980

ウィリアム・フォークナー

  • 響きと怒り 短篇集 紅葉 他4篇』(ウィリアム・フォークナー、三笠書房、三笠版現代世界文学全集17) 1954
    • 『響きと怒り ほか』(フォークナー、講談社、世界文学全集41) 1968
    • 『響きと怒り』(講談社文庫) 1979。改訂版(講談社文芸文庫) 1997
  • 『エミリーへの薔薇 / 猟犬』(フォークナー、大橋吉之輔共訳、英宝社、英米名作ライブラリー) 1956
    • 『エミリーに薔薇を』(福武文庫) 1988。改訂版(中公文庫) 2022
  • 八月の光』(フォークナー、河出書房新社、世界文学全集45) 1961、新版 1976ほか
  • 『自動車泥棒 一つの思い出』(フォークナー、講談社) 1963
  • 『館』(フォークナー、冨山房、フォークナー全集22) 1967
  • 『アブサロム、アブサロム!』(フォークナー、河出書房新社、カラー版世界文学全集50) 1970

脚注

  1. ^ Web NDL Authorities
  2. ^ 『現代人名録』(2002年)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高橋正雄 (英文学者)」の関連用語

高橋正雄 (英文学者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高橋正雄 (英文学者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの高橋正雄 (英文学者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS