馬野正基
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馬野 正基(うまの まさき、 1965年6月24日 - )は シテ方観世流の能楽師で、重要無形文化財総合認定保持者である[1]。
概説
馬野義男の長男として京都府京都市に生まれる[1]。2歳の時に仕舞『老松』にて初舞台、1972年(昭和47年)に能『猩々』にて初シテ[2]。幼少より父及び河村隆司に師事[2]。東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻に進学し、卒業後は八世観世銕之亟に入門[2]。1995年に独立、銕仙会に所属し、現在は九世観世銕之丞に師事[2]。能面が好きで「愛車を売ってまでして欲しい能面を買った」という[2]。三聲会、能を楽しむ会(玄人会) 颯々会、華諷会(素人会)を主宰[2]。
経歴
3歳のとき『老松キリ』の仕舞で初舞台、7歳で初シテ『猩々』、1995年『猩乱』、1996年『石橋』
『望月』を披く 新作・復曲能や映画、海外公演にも多数参加
脚註
出典
- ^ a b "会員詳細|馬野正基(うまのまさき)". 会員紹介. 公益社団法人能楽協会. 2024年12月29日閲覧。
- ^ a b c d e f "自分たちが演じたい曲を自由に選ぶ公演企画『花乃公案』 平たく言えば能はヒューマンドラマ。構えず自分なりに楽しんで欲しい". シアターウェブマガジン[カンフェティ]. ロングランプランニング株式会社. 2022年11月7日. 2024年12月29日閲覧。
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