馬場移公子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 馬場移公子の意味・解説 

馬場移公子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 01:26 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

馬場 移公子(ばば いくこ、1918年12月15日 - 1994年2月17日)は、埼玉県出身の俳人。本名は新井マサ子。第25回俳人協会賞受賞。

人物

埼玉県秩父生まれ。実家は蚕種屋。旧制秩父高等女学校(現秩父高等学校)卒。1940年結婚。1944年、夫の戦死により実家に戻り、養蚕をして暮らした。1946年、金子兜太の父、金子伊昔紅の指導を受け「馬酔木」に投句、水原秋桜子に師事。馬醉木賞を受賞。「馬酔木」を代表する女性俳人として活躍した。代表句「いなびかり生涯峡を出ず住むか」など。秩父のひそやかな暮らしのなかで独特の孤独感のある句を作った。1985年『峡の雲』により第25回俳人協会賞受賞。1994年、75歳で没。

句集

  • 『峽の音』(竹頭社、1958年)
  • 『峽の雲』(東京美術、1985年)

参考文献

  • 『現代俳句大事典』三省堂、2005年

関連文献

  • 中嶋鬼谷 『峽に忍ぶ 秩父の女流俳人、馬場移公子』藤原書店、2013年

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「馬場移公子」の関連用語

馬場移公子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



馬場移公子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの馬場移公子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS