ウイルス非構造タンパク質
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/08 02:57 UTC 版)
ウイルス学において、ウイルス非構造タンパク質(ういるすひこうぞうたんぱくしつ、英: viral nonstructural protein)とは、ウイルスがコードしているが、ウイルス粒子の一部ではないタンパク質のことである[1]。
一般的には、ウイルスが自身を複製するために使用するさまざまな酵素や転写因子が含まれる。例としてウイルスプロテアーゼ(3CL/nsp5など)、RNAレプリカーゼやその他のテンプレート指向ポリメラーゼ、および宿主を制御するための何かの手段があげられる。
例
- NSP1 (ロタウイルス)
- NSP4 (ロタウイルス)
- NSP5 (ロタウイルス)
- インフルエンザの非構造タンパク質
- NS1インフルエンザタンパク質
- HBcAg- B型肝炎のコア抗原
脚注
- ^ Viral Nonstructural Proteins - MeSH・アメリカ国立医学図書館・生命科学用語シソーラス(英語)
関連項目
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