青梅市連続障害者暴行恐喝事件とは? わかりやすく解説

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青梅市連続障害者暴行・恐喝事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/25 02:08 UTC 版)

青梅市連続障害者暴行・恐喝事件(おうめしれんぞくしょうがいしゃぼうこうきょうかつじけん)は、2008年東京都青梅市で発生した未成年者グループによる知的障害者を標的にした一連の事件。同年8月22日に、所轄の青梅警察署より「被疑者9名中8名を逮捕、残り1名は補導(児童相談所送致)」と発表された。

被疑者について

犯行グループは、A(16歳・無職)、B(16歳・とび職)、C・D・E・F・G・H(14歳-15歳・中学生)、I(事件当時13歳、身柄確保時14歳・中学生)の9人。

概要

警察の調べによると、犯行グループは2008年1月、青梅市河辺町9丁目の路上で、自転車で現場付近を通りがかっていたJ(20歳)に対し、「タイマンしろ」、「ガンをつけるな」などと言いがかりをつけ近くの公園に連れ込みJを暴行。直後にJが知的障害者だと判断した後、現金8万円を奪った疑い。

さらに後日、Jを呼びつけ、警察へ通報しようとしていた携帯電話を強奪し、「携帯電話を返してほしければ金を持って来い」と脅し現金1万円を騙し取った疑い。

また、別の知的障害者K(15歳)や中学校の特別支援学級所属生徒のLにも暴行を加えたり、他3名(M、N、O)に対しても暴行した疑い。

他にも、暴行した相手に対して「痛いですか?」などとインタビューごっこでふざけたり、罪隠し、口止めのため、被害者に「犯行グループを猫パンチ[1]」させて罪の相殺を図った疑いもある。

被害者は計6名、13歳-20歳で全員男性とみられる。

犯行動機など

逮捕直後の供述で、犯行グループは「自分達より弱い人を狙った」、「障害者をいじめて何が悪い」などと開き直り、反省の色は見られなかった。彼らは青梅市内のゲームセンターの遊び仲間だった。

犯行グループは、ゲームセンターなどでの遊ぶ金欲しさに犯行を繰り返したとみられ、被害者から脅し取った金は、ゲームセンターや健康ランドでの豪遊などに使っていたとみられる[要出典]

学校側の対応

犯行グループが通っていた中学校は、報道陣による本事件についての取材を実質拒否した。取材拒否にしたことについて、一部で隠し事の疑いも指摘されている[要出典]

また、特別支援学校青梅学園の関係者は、本事件について「あってはならない事」の旨のコメントを発表した。

関連項目

脚注

  1. ^ 威力の弱いパンチ。

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