露通しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 露通しの意味・解説 

露通し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 22:22 UTC 版)

露通(つゆどおし)とは、篳篥掃除する為に使われる小道具。

構造

篳篥の管とほぼ同じ長さの細い棒の先端に穴を開け、そこに吸湿性の高い布を通す。棒の素材には水牛が使われることが多い。理由は不明だが、普通の木の棒では湿気に弱く早く消耗してしまうからではないかと推測されている。

用途

篳篥を演奏すると、管の内部は息の水分などで湿気が充満する。露通は、内部の湿気を払拭する為に用いられる。

演奏が終了すると、篳篥の奏者は管の中に露通を入れ、中を拭いて、次の演奏までそのまま露通を篳篥の管の中に入れたままにしておく。

関連項目

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「露通し」の関連用語

1
8% |||||

2
4% |||||

露通しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



露通しのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの露通し (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS