雄勝町伊達の黒船太鼓とは? わかりやすく解説

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雄勝町伊達の黒船太鼓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/07 04:37 UTC 版)

雄勝町伊達の黒船太鼓(おがつちょう だてのくろふねたいこ)は、宮城県石巻市雄勝地区の郷土芸能の和太鼓[1]

1991年(平成3年)5月、宮城県桃生郡雄勝町[2]の町制施行50周年記念事業のひとつとして発足。

観光客誘致の起爆剤としての役割を担い、地域の活性化と町民の誇れる文化活動の推進が目的。

代表曲の1つ「組曲 雄勝町伊達の黒船(伊達の黒船/図南の響/祝賀の舞・作曲: 飛鳥大五郎、時勝矢一路)」は1613年、藩祖伊達政宗公の慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の建造の地が石巻市雄勝町雄勝呉壺であることから名付けられた。

支倉常長一行「慶長派遣使節」が大きな夢を持ち遙かローマを目指し、太平洋を往復した伊達の黒船の航海の辛さ、不安そして無事にメキシコアカプルコに入港、そこからスペインローマまでたどり着いた感激を3部作曲で表現。

ほかに雄勝石(玄昌石)をテーマにしたピアノと和太鼓、雄勝石やディジュリドゥを使用する曲「ペルム[3]幻想 - 2億5千万年の大地の夢 (作曲: 和泉耕二」などある。

脚注

  1. ^ * 伊達の黒船太鼓保存会公式ブログ(2013年 1月11日時点)の「about」を参考
  2. ^ 2005年(平成17年)に合併により廃止され石巻市雄勝町となった。
  3. ^ ペルムとはペルム紀のこと。雄勝石が採掘される地層がペルム紀の地層であることが理由。

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