陸揚げ後の流通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 18:07 UTC 版)
樽廻船で品川沖に着いた酒樽は、天満船(てんません)に積み換えられ、新川、新堀、茅場町あたりに軒を連ねる酒問屋の蔵に入る。酒仲買人がやってきて、小売酒屋へわたり、店頭から消費者が買い求めるというルートであった。江戸の酒小売業者は升酒屋(ますざかや)といった。 京・大坂では造り酒屋が自分の販売所を各都市に持っているので問屋は存在しなかった。そういう販売所が、すなわち上方における酒小売店であり、板看板酒屋(いたかんばんさかや)といった。
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