鋳造(ちゅうぞう)
金属の塊を溶かし、金型(鋳型など)に流し込んで成型する方法のこと。鋳造は木の型であれ、金型であれ、型をつくらなければならない。しかし、基本的に一回型を作ってしまえば、あとは溶かした金属を流し込むだけなので、同じ形状のものを作りやすい。しかしコンピューターの進化にともない、加工に関しては不利といわれていた鍛造(たんぞう)でも同じ形状のものを作るのはたやすくなっている。 現在は価格の面で、鍛造より大幅なアドバンテージがあるので、現行のスポーツモデルにはほとんど鋳造のホイール(キャストホイール)が採用されている。寺社の釣鐘や大仏を作る手法と根本的に同じだ。 ちなみに、ミニカーなどの製造方法でよく使われているアルミダイキャストも鋳造の一種。高圧で鋳型に流し込む製法だ。
【関連用語】キャストホイール
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