金色の鷲の秘密とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 金色の鷲の秘密の意味・解説 

金色の鷲の秘密

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 01:35 UTC 版)

金色の鷲の秘密
The Golden Eagle Mystery
著者 エラリー・クイーン
発行日 1942年
1958年
発行元 pocket books
早川書房
ジャンル 推理小説
アメリカ合衆国
言語 英語
形態 文学作品
前作 黒い犬の秘密
次作 緑色の亀の秘密
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

金色の鷲の秘密』(きんいろのわしのひみつ、The Golden Eagle Mystery )は、1942年に刊行されたエラリー・クイーン推理小説

エラリー・クイーン・ジュニア名義[1]だが、日本ではエラリー・クイーン名義で翻訳・出版された[2]

作家エラリー・クイーンが児童向けに発表した作品であり、ジュナの冒険シリーズの第2作でもある。舞台は主人公の住む村エデンボロを離れ、港町ストーニー・ハーバーに替わる。ジュナが夏休みで旅行に出かけた滞在先で起こった事件を扱っている。

あらすじ

ジュナは愛犬チャンプをつれて、夏休みで港町ストーニー・ハーバーへやって来た。ここに住んでいるパティおばさんの家に滞在し、何か心配ごとがあるらしいので、それを探り出して、おばさんを助けるのが目的だ。 しかし、愛犬チャンプが屋根裏部屋から、鳥の爪がついた卵のような奇妙な石を見つけ出したことから、ジュナはふしぎな事件に巻き込まれてしまう。

主な登場人物

  • ジュナ - 主人公。エデンボロの村に住む少年。チャンプという名前の黒いを飼っている。
  • エラリイ - ジュナのおばさん。初老の婦人。ジュナと二人で暮らしている。
  • パタゴニア(パティ)・タブス - エラリイおばさんの友人。港町ストーニー・ハーバーに住む。
  • ウィリアム(ビリー)・レクレス - ストーニー・ハーバーで親しくなったジュナの友達。
  • エマ(エミー)・ローリー - ビリーの従姉妹。
  • ハーヴェイ・ボーネット - 港町ストーニー・ハーバーの若者。
  • ヘンリー(ハリー)・ボーネット - ハーヴェイの弟。「まぬけ」と呼ばれている。
  • レクレス船長 - ビリーの父親。
  • アターベリー船長 - パティおばさんの両親の友人。
  • パティーナ - ホテルの宿泊客。
  • プリムローズ - ホテルの従業員。
  • ステップトー - ストーニー・ハーバーの魚屋。
  • ホールダー医師 - ストーニー・ハーバーの開業医。
  • ジョンソン師 - 漁師。
  • フィニー・トルーラブ - 雑貨屋の店主。

日本語訳書

  • 『金色の鷲の秘密』 内村直也訳、早川書房 ジュニア・ミステリ7 1958年
  • 『金色の鷲の秘密 ジュナの冒険2』 内村直也訳、都筑道夫(解説)ハヤカワ文庫 Jr.2、1978年 ISBN 978-4-15-070133-8

脚注

  1. ^ 実際には、フランク・ダルナップ・ロングが執筆し、クイーンのうちリーが監修したもの。
  2. ^ 早川書房「ハヤカワ文庫 JR2」(1978年)では「エラリイ・クイーン」と表記されている。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金色の鷲の秘密」の関連用語

金色の鷲の秘密のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金色の鷲の秘密のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金色の鷲の秘密 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS