金武レッド・ビーチ訓練場とは? わかりやすく解説

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金武レッド・ビーチ訓練場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 07:25 UTC 版)

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金武レッド・ビーチ訓練場
沖縄県 (金武町)
金武レッドビーチ訓練場
米海軍関連施設
種類 FAC6019
面積 14,000㎡
施設情報
管理者 沖縄の米軍基地 海兵隊
歴史
使用期間 1962

金武レッド・ビーチ訓練場(きんれっどびーちくんれんじょう) (Kin Red Beach Training Area) は沖縄県金武町にある在日アメリカ海兵隊の訓練場。金武町の総面積の約56%が米軍施設となっている。

概要

場所:金武村字金武

面積:約16,200㎡ (1972年5月15日) → 14,000㎡ (2017年1月1日)

地主数:49人

年間賃借料:12百万円(2012年度)

管理部隊名:海兵隊キャンプ・バトラー基地司令部

使用部隊名:海兵隊ほか

使用主目的:訓練場

機能

金武レッド・ビーチ訓練場は、金武町市街地から西に国道329号を約300メートル海岸に南下した海岸に位置する。2隻の揚陸艦を停泊させる護岸があり、山手にある巨大なキャンプ・ハンセンと一体で使用されており、物資や兵士の移動に使われている。また、少人数のよる夜間上陸訓練や航空機火災訓練なども行われている。また海兵隊がオーストラリアの民間会社と契約した高速船が多く停泊。

歴史

1962年7月、金武レッド・ビーチ訓練場として使用開始。

1988年3月31日、国道329号改良時に水域2,300㎡返還。

1999年3月31日、給油所用地約480 ㎡返還。[1]

その他

金武町は、山手に巨大なキャンプ・ハンセンと自衛隊施設、また隣接する名護市キャンプ・シュワブがあり、また海岸沿いには金武レッドビーチ訓練場と金武ブルー・ビーチ訓練場があり、町の総面積の約56%が米軍施設となっている。地元の金武漁業組合の施設と隣接しているため、艦船の出入りの際は付近の漁業従事者の事業に制限があり、地元の障害となっている。

ベトナム戦争までは基地の町として賑やかであった新開地だが、いまは逆に交通や地の利における課題、また連続する米兵犯罪や事故にも頭をなやませられている。2019年の年末年始には泥酔した米兵による住宅侵入事件も相次いだ。

2019年12月15日 車7台を傷つけ、勝手口ドアのガラスをたたき割る海兵隊員[2] 

2019年12月16日 繁華街で車両や窓多数壊され自宅ドアたたく音に女性恐怖[3]

2020年1月19日 飲酒で国道の中央分離帯に衝突事故[4] 自転車窃盗で現行犯逮捕[5]

2020年2月08日 二階建て民家の屋根に海兵隊[6]

近年は米軍から近隣のダイビングが許可されており、ウミウシの屈指のダイビングスポットになっている。

脚注

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関連項目




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