進行性核上性麻痺症候群の診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 16:27 UTC 版)
「進行性核上性麻痺」の記事における「進行性核上性麻痺症候群の診断」の解説
大脳皮質基底核変性症など他の神経変性疾患でRichardson症候群の臨床症状を示すことがある。この場合の臨床診断をPSP-like syndrome(PSPS、進行性核上性麻痺症候群)といい病理診断のPSP(進行性核上性麻痺)と区別する。PSPSでは体幹ないし対称性の肢節の筋強剛か無動、体幹の不安定か転倒、尿失禁、行動の変化、核上性垂直方向性の注視麻痺か垂直性衝動性眼球運動の速度の減少の4項目のうちいずれか3つが認められるものである。
※この「進行性核上性麻痺症候群の診断」の解説は、「進行性核上性麻痺」の解説の一部です。
「進行性核上性麻痺症候群の診断」を含む「進行性核上性麻痺」の記事については、「進行性核上性麻痺」の概要を参照ください。
- 進行性核上性麻痺症候群の診断のページへのリンク