逃げ角
切削工具の刃先において、工作物の仕上げ面(または切削運動の方向)と刃物逃げ面(仕上げ面に接する側の工具面)とのなす角を逃げ角という。逃げ角が小さいと、刃先逃げ面が仕上げ面と接することが多くなる。工具の逃げ面が摩耗して当たる面積が大きくなると切削抵抗が大きくなり、仕上げ面が悪くなる。また逃げ角が大きいと刃先が鋭利になり欠けやすくなる。一般的に逃げ角は5度~7度が多く使われる。
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