近鉄20000系電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 10:19 UTC 版)
20000系電車(20000けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の団体専用列車用の電車。「楽」(らく)の愛称がある。
注釈
- ^ 各車両の定員を合計すると266名であるが、サロンの補助席を除くと260名となる。
- ^ 代わりにトイレと乗降口の境目に仕切りドア(手すりにセンサーを組み込み自動開閉する)を設置している[11]。
- ^ T-Barは両側から引き出して2脚を用いて腰掛けられるようにしており、人間の坐骨結節点の間隔110 mmになるように設計されている。座面の高さは転換クロスシートと同じになる。転換クロスシートを向かい合わせにしT-Barを使うことで最大10人が車座になれる[12]。
- ^ テーマは大阪:灰桜と青海波、奈良:黄蘗と天平、京都:青鈍と市松、伊勢志摩:黄丹と縞、名古屋:緑青と鹿の子[18]。
- ^ なお、改造前には通路部分にあった補助席「T-Bar」は廃止されている[21]。
- ^ 窓割りが合わない席については向かい合わせとし全ての席での展望を確保した[24]。
- ^ シリーズ21や22600 系Aceと同じ設置方式。
- ^ 現在は当該形式の補助座席は撤去済み。
- ^ 2003年までに全車廃車済み。
出典
- ^ a b c d e f g 『鉄道ジャーナル』1991年2月号 鉄道ジャーナル社 p.72 - p.77
- ^ 中部読売新聞 1990年9月16日朝刊 p.21
- ^ a b c d e f g h i j 三木理史「私鉄車両めぐり 〔148〕 近畿日本鉄道」『鉄道ピクトリアル』1992年12月臨時増刊号(通巻569号)、電気車研究会、261 - 262頁
- ^ 近畿日本鉄道 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』、2010年、446頁。
- ^ 交友社『鉄道ファン』(第473号)2000年9月号、55頁
- ^ 22000系と20000系「楽」の併結回送 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2009年11月28日
- ^ 交友社『鉄道ファン』1991年2月号 P.13
- ^ 交友社『鉄道ファン』2019年8月号 Vol.59/通巻700号 付録小冊子「大手私鉄車両ファイル2019 車両配置表」(当文献にページ番号の記載無し)
- ^ a b 定員は鉄道趣味誌と近鉄の発表では異なるため、製造会社である近鉄を優先する。近畿日本鉄道 技術室車両部『信頼のネットワーク 楽しい仲間たち きんてつの電車』p.78
- ^ a b c d “近鉄、団体専用列車「楽」を30年ぶりリニューアル” (日本語). 日本経済新聞 (2020年8月19日). 2020年8月22日閲覧。
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』1991年2月号 P.18
- ^ 交友社『鉄道ファン』1991年2月号 P.14
- ^ 交友社『鉄道ファン』1991年2月号 P.15
- ^ 交友社『鉄道ファン』1991年2月号 P.17
- ^ リニューアル「楽号」有料試乗会・有料撮影会の実施について 近畿日本鉄道 2020年7月20日
- ^ 交友社『鉄道ファン』 2020年12月号 P.55
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』 2020年12月号 P.56
- ^ 交友社『鉄道ファン』2020年11月号 P.62
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』 2020年12月号 P.57
- ^ a b c 鉄道ファン 2020年12月号 P.58
- ^ 交友社『鉄道ファン』2020年11月号 P.65
- ^ a b c d 鉄道ファン 2020年12月号 P.60
- ^ a b c d 交友社『鉄道ファン』 2020年12月号 P.61
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』2020年11月号 P.87
- ^ 鉄道ファン 2020年12月号 P.61
- ^ 鉄道ファン 2020年11月号 P.86
- ^ a b c 交友社『鉄道ファン』 2020年12月号 P.62
- 1 近鉄20000系電車とは
- 2 近鉄20000系電車の概要
- 3 主要機器・性能
- 4 編成
- 5 その他
- 6 関連項目
固有名詞の分類
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