辻風黄平(つじかぜ こうへい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 16:53 UTC 版)
「バガボンド」の記事における「辻風黄平(つじかぜ こうへい)」の解説
通称「死神」。幼いころ、母に捨てられ滝へと落とされたが、自身も捨てられた過去を持つ兄の典馬に救われて一命を取り留め、兄が頭領である犯罪集団「辻風組」の一員となった。剣の天分もあり、すぐさま悪事に手を染めたが、その過去から兄である典馬をはじめ、誰にも心を許そうとはしなかった。12歳のある日、女を強姦しようとしたところを、黄平の美しさに兼ねてより執着していた典馬に目撃されて怒りを買い、女を殺された上に黄平自身は陵辱された。このとき、12歳ながらに“人の命は無価値”だと悟り、以来その恨みから典馬の殺害を企てるようになる。殺害に失敗し、幽閉されたのち、関ヶ原の戦乱のなか自由になるも、元辻風組員から「典馬はたけぞうに殺された」と告げられ、目的を失った黄平は、代わりに武蔵を殺害しようと追い始めた。
※この「辻風黄平(つじかぜ こうへい)」の解説は、「バガボンド」の解説の一部です。
「辻風黄平(つじかぜ こうへい)」を含む「バガボンド」の記事については、「バガボンド」の概要を参照ください。
- 辻風黄平のページへのリンク