赤ど漬とは? わかりやすく解説

赤ど漬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 14:04 UTC 版)

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赤ど漬(あかどづけ)とは熊本県の内、阿蘇市などの阿蘇地域、特に旧一の宮町で作られる漬物の一つである。

概要

あかど芋(茎の赤い里芋)の茎(葉柄)の部分を使った漬物で、鮮やかな赤色とザクッとした食感が特徴である[1]。馬刺しと色合いや食べ方が似ることから、「畑の馬刺し[1]」「阿蘇の馬刺し[2][3]」とも称される。

作り方

熊本県によるレシピでは以下の通り[4]

  • 赤土芋の茎から葉を切り落としてきれいに水洗いした後、塩を使って手で揉む。
  • 一晩おくと茎がしんなりとするので、塩を振りながら樽に漬け込み、最後に上から酢を振りかけ、落とし蓋をして重石をする。
  • 10日位で食べごろとなる。

好みで生姜醤油や青唐辛子を漬け込んだ醤油をかける[1][2]

脚注

  1. ^ a b c あかど漬け・あかどいも(阿蘇市)”. 阿蘇地域世界農業遺産推進協会. 2021年1月18日閲覧。
  2. ^ a b “阿蘇名物「赤ど漬け」仕込み 里芋の茎使い /熊本” (jp). Mainichi Daily News. (2019年10月10日). https://mainichi.jp/articles/20191010/ddl/k43/040/458000c 2021年1月18日閲覧。 
  3. ^ 郷土料理紹介 - 東京熊本県人会”. kumamoto-kenjinkai.com. 2021年1月18日閲覧。
  4. ^ くまもとふるさと食の名人 食の名人検索 / 熊本県地産・地消サイト”. cyber.pref.kumamoto.jp. 2021年1月18日閲覧。




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