谷多喜磨とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 谷多喜磨の意味・解説 

谷多喜磨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 13:17 UTC 版)

谷 多喜磨(たに たきま、1884年明治17年)8月24日[1] - 1952年昭和27年)4月2日[2])は、朝鮮総督府官僚実業家

経歴

佐賀県出身。1909年(明治42年)、東京帝国大学法科大学を卒業し、高等文官試験に合格した[3]統監府判事となった後、朝鮮総督府事務官に転じ、忠清北道財務部長、黄海道財務部長、忠清南道財務部長、農商工部水産課長、江原道内務部長、京城府尹、平安北道知事を歴任し、1929年(昭和4年)に慶尚南道知事に就任した[3]

退官後は、朝鮮火災海上保険株式会社社長、朝鮮信託株式会社社長、漢江水力電気株式会社社長、朝鮮漁業組合中央会会長を務めた[4]

戦後、公職追放となった[5]

脚注

  1. ^ 『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年、朝鮮65頁。
  2. ^ 『朝日新聞』(東京本社発行)1952年4月4日夕刊、2頁。
  3. ^ a b 大衆人事録 1930.
  4. ^ 人事興信録 1943.
  5. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』195頁。

参考文献

  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第3版』帝国秘密探偵社、1930年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。 
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「谷多喜磨」の関連用語

谷多喜磨のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



谷多喜磨のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの谷多喜磨 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS