詩編 第1篇とは? わかりやすく解説

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詩編 第1篇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 01:42 UTC 版)

詩篇 第1篇(しへん だいいっぺん)は、旧約聖書(あるいはヘブライ聖書諸書)の『詩篇』の最初の詩である。ユダヤ教キリスト教の両方においてよまれ、主の教えを喜ぶ者は幸いだと伝える。

詩句

  ラテン語訳[1][2] 日本語訳[3]
1. Beatus vir qui non abiit in consilio impiorum, et in via peccatorum non stetit, et in cathedra pestilentiae non sedit; 悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人はさいわいである。
2. Sed in lege Domini voluntas eius, et in lege eius meditabitur die ac nocte. このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。
3. Et erit tamquam lignum quod plantatum est secus decursus aquarum, quod fructum suum dabit in tempore suo: et folium eius non defluet; et omnia quaecumque faciet prosperabuntur. このような人は流れのほとりに植えられた木の時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。
4. Non sic impii, non sic; sed tamquam pulvis quem proiicit ventus a facie terrae. 悪しき者はそうでない、風の吹き去るもみがらのようだ。
5. Ideo non resurgent impii in iudicio, neque peccatores in concilio iustorum: それゆえ、悪しき者はさばきに耐えない。罪びとは正しい者のつどいに立つことができない。
6. Quoniam novit Dominus viam iustorum, et iter impiorum peribit. 主は正しい者の道を知られる。しかし、悪しき者の道は滅びる。

脚注

  1. ^ Psalms”. www.fourmilab.ch. 2023年1月22日閲覧。
  2. ^  Liber Psalmorum” (ラテン語), シクストゥス・クレメンス版ウルガタ訳聖書, ウィキソースより閲覧。 
  3. ^  日本聖書協会『詩篇(口語訳)#第1篇』。ウィキソースより閲覧。 



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