角山村とは? わかりやすく解説

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角山村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 08:02 UTC 版)

つのやまそん
角山村
廃止日 1953年4月1日
廃止理由 新設合併
平島村御休村角山村上道町
現在の自治体 岡山市
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 岡山県
上道郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,792
国勢調査、1950年)
隣接自治体 御休村、雄神村邑久郡邑久町
角山村役場
所在地 岡山県上道郡角山村大字才崎
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角山村(つのやまそん[1][2])は、岡山県上道郡にあった。現在の岡山市東区の一部にあたる。

地理

吉井川下流右岸と砂川中流との間の平地に位置していた[2]

  • 山岳:大日幡山、新庄山、岩倉山[2]

歴史

  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、上道郡内ヶ原村、才崎村、竹原村、百枝月村が合併して村制施行し、角山村が発足[1][2]。旧村名を継承した内ヶ原、才崎、竹原、百枝月の4大字を編成[2]
  • 1896年(明治29年)大字竹原に巡査交番所を設置[2]
  • 1953年(昭和28年)4月1日、上道郡平島村、御休村と合併し、町制施行し上道町を新設して廃止された[1][2]

地名の由来

次の諸説あり[2]

  1. 大日幡山東端にある角状の丘陵角山にちなむ。
  2. 津宮八幡宮の山、津宮山(つまみややま)が角山になった。

産業

  • 農業、果樹、養蚕[2]

交通

県道

  • 西大寺瀬戸線[2]

乗合バス

  • 1921年(大正10年)県道西大寺瀬戸線で乗合バス運行開始[2]

教育

  • 大字才崎に角山尋常小学校(現岡山市立角山小学校)が所在[2]1909年(明治42年)高等科を設置[2]。1941年(昭和16年)保育園を設立し1950年(昭和25年)角山幼稚園となる[2]
  • 1934年(昭和9年)矢野恒太が大字竹原の新庄山麓雄町谷に三徳塾を設立[2]。1950年(昭和25年)県立農業研修所三徳塾となる[2](現:岡山県立青少年農林文化センター三徳園)。

脚注

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』495頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』731頁。

参考文献

関連項目




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