観福寺_(東海市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 観福寺_(東海市)の意味・解説 

観福寺 (東海市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 03:41 UTC 版)

観福寺

本堂
所在地 愛知県東海市大田町神下ノ上5
位置 北緯35度0分47.66秒 東経136度53分51.22秒 / 北緯35.0132389度 東経136.8975611度 / 35.0132389; 136.8975611
山号 雨尾山
宗派 天台宗
本尊 十一面観音菩薩
創建年 (伝)大宝2年(702年
開基 (伝)行基
正式名 雨尾山 観福寺
札所等 知多四国八十八ヶ所霊場:82番
知多西国三十三所霊場:21番
文化財 本堂内宮殿(国の重要文化財)、本堂(県指定文化財)ほか
法人番号 1180005012609
テンプレートを表示
仁王門

観福寺(かんぷくじ)は、愛知県東海市にある天台宗寺院。山号は雨尾山。本尊十一面観音菩薩。知多四国八十八ヶ所霊場:第82番・知多西国三十三所霊場:第21番札所。

歴史

この寺は、702年大宝2年)行基によって開山されたと伝えられるが、その後衰退して1450年宝徳2年)慶山によって復興された。江戸時代に入り、尾張徳川家の帰依を得て中興された。本堂は、尾張藩2代目藩主である徳川光友によって1665年に再建されたものである。[1]

門前の椿の木は知多四国八十八ヶ所霊場開山の亮山手植えといわれる。

東海市出身の三好青海入道が奉納したと伝わる鎧一式が本堂に展示されている。[2]

文化財

重要文化財(国指定)

  • 本堂内宮殿(くうでん) - 宝治2年(1248年)造営の厨子。造営年次が明らかな、鎌倉時代の基準作として貴重である。「建造物」として重要文化財に指定。

愛知県指定文化財

東海市指定文化財

  • 毘沙門天図
  • 不動明王図2福
  • 愛染明王図
  • 釈迦三尊図
  • 釈迦十六善神図
  • 北斗曼荼羅図
  • 涅槃図
  • 両界曼荼羅図
  • 三千仏図
  • 毘沙門天像
  • 不動明王像
  • 鰐口

関連項目

脚注

  1. ^ 西暦702年行基が開山・雨尾山観福寺]
  2. ^ 荒尾氏と木田城 アーカイブ 2016年3月4日 - ウェイバックマシン

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「観福寺_(東海市)」の関連用語

観福寺_(東海市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



観福寺_(東海市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの観福寺 (東海市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS