藤田実 (経済学者)とは? わかりやすく解説

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藤田実 (経済学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 09:37 UTC 版)

藤田 実(ふじた みのる、1954年[1][2] - )は、労働経済産業経済をおもな研究対象とする日本経済学者[3]桜美林大学リベラルアーツ学群などで永く教鞭をとり、2025年に退職した[4]

経歴

茨城県生まれ[2]

1978年福島大学経済学部を卒業し、その後、専修大学大学院に学び、経済学修士を取得した。1992年には、博士論文「ME革命と現代電子産業の構造分析」により、中央大学から博士(経済学)を取得した[1]

労働運動総合研究所に参加し、事務局長[2]、理事を歴任した[5]

また、大学教員としての労働運動にも積極的に参加し、日本私立大学教職員組合連合(日本私大教連)の書記長なども歴任した[6]

おもな著書

単著

  • 3.11からの復興と日本経済再建の構想:個性豊かな地域の集合体としての日本へ、かもがわ出版(かもがわブックレット)、2012年
  • 日本経済の構造的危機を読み解く:持続可能な産業再生を展望して、新日本出版社、2014年
  • 戦後世界と日本資本主義:歴史と現状 7、大月書店、2017年

共編著

  • (吉田三千雄との共編著)日本産業の構造転換と企業、新日本出版社、2005

脚注

  1. ^ a b ME革命と現代電子産業の構造分析国立国会図書館。2025年6月24日閲覧
  2. ^ a b c 戦後日本の労使関係 : 戦後技術革新と労使関係の変化」『中央大学図書館蔵書検索システム』中央大学図書館。2025年6月24日閲覧
  3. ^ 藤田 実 フジタ ミノル (Minoru Fujita)」『researchmap国立情報学研究所。2025年6月24日閲覧
  4. ^ 2024年度桜美林学園退職者を送る礼拝が行われました桜美林大学、2025年3月31日。2025年6月24日閲覧
  5. ^ 一般社団法人労働運動総合研究所 第4回社員総会(2024年度定時)議案 / 3 各事業に関する活動 / (1)「経済・社会・労働問題に関する調査研究」事業」『労働総研ニュース』(PDF)、第411号、労働運動総合研究所、2024年7月20日、3面。2025年6月24日閲覧。
  6. ^ 全国私立大学教研集会始まる / 助成の拡充を訴え / ノーベル賞受賞 益川氏が記念講演」『しんぶん赤旗』日本共産党、2016年8月28日。2025年6月24日閲覧

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