藤原大野
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 04:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動藤原 大野(ふじわら の おおの)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。名は大町とも記される。藤原南家、大師・藤原仲麻呂の玄孫。従五位下・藤原能鷹の子。官位は従五位下・但馬権守。
経歴
清和朝に入り貞観2年(860年)正月に上総介として地方官に任ぜられるが、早くも2月には左京亮と京官に遷っている。貞観4年(862年)大蔵少輔と引き続き京官を務めるが、翌貞観5年(863年)但馬権守として地方官に転じた。
官歴
『六国史』による。
- 時期不詳:正六位上
- 天安2年(858年) 正月7日:従五位下
- 貞観2年(860年) 正月16日:上総介。2月14日:左京亮
- 貞観4年(862年) 2月11日:大蔵少輔
- 貞観5年(863年) 2月10日:但馬権守
系譜
『尊卑分脈』による。
- 父:藤原能鷹
- 母:不詳
- 妻:不詳
- 男子:藤原雄蔭
脚注
参考文献
- 藤原大野のページへのリンク