蕭図古辞とは? わかりやすく解説

蕭図古辞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 06:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

蕭図古辞(蕭圖古辭、しょう とこじ、生没年不詳)は、(契丹)の政治家は何寧。契丹楮特部の出身。

経歴

重熙年間に出仕し、有能で知られ、左中丞に累進した。清寧初年、北面林牙を経て、北院枢密副使となった。口がうまく、道宗の顔色をうかがってうまく応対したので、日増しに寵遇されるようになった。知北院枢密使事となった。清寧6年(1060年)、知黄龍府として出向した。清寧8年(1062年)、南府宰相に任じられた。ほどなく北院枢密使となった。

枢密使として勤めること数カ月、推薦した人物の多くが耶律重元の党与となったため、耶律重元の乱の後に罷免されて庶民とされた。後に奴隷として興聖宮に入れられ、死去した。

伝記資料

  • 遼史』巻111 列伝第41 姦臣下




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「蕭図古辞」の関連用語

1
32% |||||

2
6% |||||

蕭図古辞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



蕭図古辞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの蕭図古辞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS