出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/01/27 16:49 UTC 版)
葛貫氏（つづらぬきし/くずぬきし）は坂東八平氏秩父氏の一族で、日本の氏族の一つ。
秩父重隆の息子能隆が、武蔵国入間郡葛貫に因んで「葛貫別当」と称した事に始まる。一族に河越氏、小林氏、師岡氏等がある。
葛貫の名字は、飛田政一編『関東諸家系図』によれば、葛貫能隆の子の葛貫盛重が家督を継承したが、葛貫盛重には子が無く、養子として斎藤実盛の孫を養子とし葛貫盛直と名乗らせ、名跡を継がせたとされる。「吾妻鏡」によると、葛貫盛重は建保元年（1213年）の和田合戦で討死している。
秩父重隆 ┃ 葛貫能隆 ┃ 盛重 ｜ 盛直（斎藤実盛孫）
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