草加神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 15:39 UTC 版)
草加神社 | |
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所在地 | 埼玉県草加市氷川町2118-4 |
位置 | 北緯35度49分39.3秒 東経139度48分1.9秒 / 北緯35.827583度 東経139.800528度座標: 北緯35度49分39.3秒 東経139度48分1.9秒 / 北緯35.827583度 東経139.800528度 |
主祭神 | 須佐之男命 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 天正年間(1573年 - 1592年) |
地図 |
草加神社(そうかじんしゃ)は、埼玉県草加市氷川町にある神社。
歴史
天正年間(1573年 - 1592年)に創建された。元々は「氷川神社」と称していた[1]。
1717年(享保2年)に神祇管領長上吉田家より正一位に叙せられた[1]。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1907年(明治40年)の神社合祀により、周辺の神社が合祀された。1909年(明治42年)に「氷川神社」から「草加神社」に改称した[1]。
草加神社の紹介
草加市指定の文化財
- 草加神社本殿(草加市指定文化財 昭和58年2月22日指定)[2]
本殿には多彩な彫刻を配し、建物の正面製を強調し、軒唐破風や千鳥破風を付加している。 絵様彫刻は宝暦年間、江戸の名匠立川小兵衛の流れを汲むもので、以来県内の社寺建築に賞用されてきており、この本殿も同様である。 建物は天保の頃の造営と伝承され、周囲の石玉垣が弘化三年の建造であり、建物の手法から見ても天保年代造営は大差ないものと言える。多彩な彫刻も職人芸で、現代では不可能に近い至芸であり、江戸時代の華ともいえる貴重な建造物である[3]。
兼務神社・末社
年中行事
数多くの行事をこなしており、稲荷神社例祭(末社)、追儺式節分祭、夏越大祓神事、例大祭、年越大祓神事、月次祭、人形供養慰霊祭、焼納祭(お焚上神事)などが知られている[6]。
- 草加神社の紹介
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拝殿の西側
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本殿・至近からの撮影
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拝殿両脇に水がめを設置
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末社となる4社
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手水舎(ちょうずや、てみずや)
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神輿と御籤(みくじ)
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力試しに用いた「力石」
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草加神社参道脇・氷川中公園の機関車
交通アクセス
- 東武スカイツリーライン草加駅西口より徒歩5分
- 国際興業バス/東武バスを利用
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
外部リンク
- 草加神社のページへのリンク