舞え舞え蝸牛_(宝塚歌劇)とは? わかりやすく解説

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舞え舞え蝸牛 (宝塚歌劇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/22 16:48 UTC 版)

舞え舞え蝸牛』(まえまえかたつむり)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。花組[1]公演。

併演作品は『ビューティフル・シティ[1]』。

脚本・演出は阿古健[2]

解説

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[3]を参照

平安時代文学落窪物語」を題材にした田辺聖子の小説『舞え舞え蝸牛』を原作とする。

この作品より松あきらの相手役に美雪花代が抜擢された。

あらすじ

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[3]を参照

京の都、中納言源忠頼卿の姫でありながら、母親が違うため冷遇されていた落窪姫は、侍姫阿漕の尽力により、彼女の恋人帯刀の乳兄弟・藤原道頼に引き合わされる。貴公子、右近少将・藤原道頼が、逆境にある落窪姫を見染めて救い出し、めでたく結ばれる様が華やかな平安朝の時代を背景に進められた。

公演期間と公演場所

  • 1979年11月9日 - 12月18日[3](第一回・新人公演:11月27日[4]、第二回・新人公演:12月11日[4]) 宝塚大劇場
  • 1980年3月4日 - 3月30日[5](新人公演:3月19日[4]) 東京宝塚劇場

主な配役

※「()」の人物は新人公演

  • 道頼 - 松あきら(宝塚(第一回)・東京:平みち、宝塚(第二回):如月巳麗)[4]
  • 落窪姫 - 美雪花代(宝塚(第一回)・東京:潮あかり、宝塚(第二回):佐保雅世)[4]
  • 帯刀 - 寿ひずる
  • 阿漕 - 邦月美岐
  • 蔵人の少将 - みさとけい

宝塚大劇場公演のデータ

形式名は「王朝ロマン[3]」。13場[3]。副題は「田辺聖子原作(文藝春秋刊より)[3]」。

スタッフ(宝塚大劇場公演)

脚注

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  1. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 148、216.
  2. ^ 90年史 2004, p. 269、281.
  3. ^ a b c d e f 100年史(舞台) 2014, p. 148.
  4. ^ a b c d e 100年史(舞台) 2014, p. 296.
  5. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
  6. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 198.
  7. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 199.

参考文献

  • 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一 『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』 宝塚歌劇団、2004年4月20日ISBN 4-484-04601-6
  • 編集:山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助:松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、編集協力:坂島和歌子・松川咲絵・浜本ひろ美・浅野千佳子・川口桂、執筆:三宅顕人(小林一三、ならびに劇場解説)、監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』 阪急コミュニケーションズ2014年4月1日ISBN 978-4-484-14600-3
  • 編集:山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助:松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、執筆:三宅顕人(出版物・CD類解説)、監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』 阪急コミュニケーションズ2014年4月1日ISBN 978-4-484-14601-0



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